【HQ×歌い手】歌い手だとバレたのでマネージャーになりました【赤葦京治】Part3

70曲目 ページ6

澤村「じゃあ回るか」


みんなが思い思いに食べたい物やしたいことを言い合い、始めに行く場所を決めてから出発。


身長は高いわ、顔面偏差値高いわで周囲からの視線が痛かったがなんとか堪えた。


ちなみにみんなは結構馴れっ子そうだった。


及川先輩に至っては女子に手を振る始末。まぁすぐに岩泉先輩が殴ってたけど。


赤葦「賑やかだね」


『そりゃあ、こんなに大勢で行ってたら賑やかにでもなるだろうねぇ』


赤葦「まぁね。それより、お兄さんのライブ見に行かなくてよかったの？」


『うん。リハ見せてもらったから！兄ちゃん達には申し訳ないけどこっちの方が来たかったし』


赤葦「そっか……楽しもうね」


『もちろんその気』


ふふっと笑うと赤葦は葉月らしい。と笑う。





かき氷やわたあめ、射的や金魚すくいなどの出店を周り、花火が打ち上がるまであと30分位になった時。


赤葦「あれ………？」


『どしたの？』


後ろを振り返る赤葦。それにつられて見てみると。


『………みんないない』


赤葦「はぐれたね」


スマホを見てみると美優ちゃんからの連絡が。


『どうせ大人数で一ヶ所集まって花火は見れないからここからは自由行動で、だってさ』


赤葦「そうだね……花火もうすぐ上がるみたいだし」


オススメの場所があるから着いて来て、と赤葦。


赤葦と二人で花火が見れるなんて嬉しいな。


一体どこに行くんだろう？

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