【HQ×歌い手】歌い手だとバレたのでマネージャーになりました【赤葦京治】Part3

エピローグ ページ16

「次の曲行くよー！！」


わあああ！と盛り上がる観客。


歌い始めようとした時、ふっと照明が消える。


「え、停電！？」


慌てふためく彼女の耳にある歌が聞こえる。


「「「ハッピバースデートゥーユー」」」


「……？わぁ！」


その曲に合わせて出てきた6人の男性。


「「「誕生日おめでとう！！」」」


今日はスペシャルゲストも呼んでるよ！と、出てきたのは彼。


「え…………！？」


「驚いた？25歳の誕生日おめでとう。俺からのプレゼントはこれ」


そう言って目の前に出した小さい箱を開ける。


「俺と結婚してくれますか？」


目に涙を溜めて口元を押さえている彼女。


「…………はい。喜んで」


彼女の瞳から一筋の涙が頬を伝う。


彼女と彼の唇が引き合うように重なった。









彼女が母親になるのは、この出来事から数年後_________________

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