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遥「俺かてスキンシップやん!なあ?」
私の頭上で、会話に混じってきたのは西川遥輝さん。確か、一個上?
『スキンシップでもいいですけど、日本てこういう文化でしたっけ?』
中学から約5年間向こうに行ってたこともあり、疎くなっている。
剛「いやいや、違うよ?だから、怒るなり拒否して大丈夫」
心配、と言う顔の松本さん。うーん、怒ってはないんだけどね。
『えーっと、怒らないけど、初めましてですし、距離はもう少しとっていただけますか?』
首に巻きついた腕が解かれ、つまらないと言わんばかりの顔。
遥「ちぇ。改めて、西川遥輝、よろしゅう」
ニカッと笑う西川さん。わあ、爽やかだなあ。
『宜しくお願いいたします、にし「遥輝、な?」えーっと、遥輝、さん』
遥「お、ええ子やなあ笑」
頭を撫でられる。そう呼べ、と強制したのによくわからない人だな。
『ぁ、ほら、皆さん練習!』
はーい、と練習へ戻っていく。
『あの、遥輝さん?』
遥「…カッコよく頼むな笑」
『へ?ぁ、はい…』
遥「期待してるわ笑
じゃあな」
頭を撫でられた。距離が近い人なんだろうか。
『…よし、がんばろー!』
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瑠奈 - 早く続きが気になります (2021年11月29日 21時) (レス) @page21 id: 01ff7e7c8f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:みむ | 作成日時:2020年5月13日 20時