二言目 ページ4
「100万!」
「1千万!」
「2千万!」
「5千万!!」
誰も何も言わない。
つまり私の価値は5千万円。
「他にいなければ5千万で
よろしいですか??」
今度は新しい人に
殴られるのかもしれないし、
閉じ込められるのかもしれない。
利用されるのかもしれない。
今度こそ死んじゃうのかもしれない。
「5000万円決定!!
はいこれ出品者のご両親方!!
半分の2500万円贈呈!!!」
母上……父上…………。
私は何か悪いことを
したのでしょうか……。
???「あーー……遅れてすみませんなぁ。
1億でどないやろか。」
若そうな変な喋り方の人……。
そんなに私が欲しいの…?
「おおっとここで!!1億来たー!!!
そこの若いおにーさん!!
1億円ですね!!支払いお願いします!」
???「あぁ自分1億とか持ってないっすわ」
え。
「は?じゃあどうやって払うつもりだったの?おにーさん。」
「そりゃ、元々払う気無いですもん。
まあでも、アンタサン達しょっ引いて
陰陽庁の御前にでも差し出したら、
そんくらい行くとちゃいますかー?
有名な呪術犯罪者サン??」
「お前!まさか!!」
誰?
???「陰陽庁 呪捜部の
大友陣言ぃます。おおきにな。
よろしくする気無いけど?」
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作者名:クロノス | 作成日時:2017年2月16日 19時