検索窓
今日:1 hit、昨日:11 hit、合計:5,000 hit

二言目 ページ4

「100万!」

「1千万!」

「2千万!」

「5千万!!」



誰も何も言わない。
つまり私の価値は5千万円。


「他にいなければ5千万で
よろしいですか??」


今度は新しい人に
殴られるのかもしれないし、
閉じ込められるのかもしれない。
利用されるのかもしれない。
今度こそ死んじゃうのかもしれない。

「5000万円決定!!
はいこれ出品者のご両親方!!
半分の2500万円贈呈!!!」


母上……父上…………。

私は何か悪いことを
したのでしょうか……。


???「あーー……遅れてすみませんなぁ。
1億でどないやろか。」

若そうな変な喋り方の人……。

そんなに私が欲しいの…?


「おおっとここで!!1億来たー!!!
そこの若いおにーさん!!
1億円ですね!!支払いお願いします!」


???「あぁ自分1億とか持ってないっすわ」

え。

「は?じゃあどうやって払うつもりだったの?おにーさん。」





「そりゃ、元々払う気無いですもん。
まあでも、アンタサン達しょっ引いて
陰陽庁の御前にでも差し出したら、
そんくらい行くとちゃいますかー?

有名な呪術犯罪者サン??」


「お前!まさか!!」

誰?

???「陰陽庁 呪捜部の
大友陣言ぃます。おおきにな。
よろしくする気無いけど?」

三言目→←一言目



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 8.6/10 (5 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
11人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:クロノス | 作成日時:2017年2月16日 19時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。