空を望む。107 ページ21
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いやそれよりも、何故先輩方は揃いも揃ってそんなに慌てているのだろうか。
必死にA先輩へと声を投げるアズール先輩、その腕を決して離そうとしないしかめっ面のフロイド先輩、3人の後ろで何かを考え込んでいるジェイド先輩。そして、そんな3人をものともしないA先輩。
いつもなら3人のことを無視することなんてないのに、明らかに様子がおかしい。
「せ、先輩方……いったいどうしたんですか？」
「監督生さんも止めてください！！ Aさんが『NRCを退学する』だなんて言い張るんですよ！！！」
「えぇ！？」
何がどうなったらそうなるんだ、と驚愕の表情を浮かべても、彼は一切反応しなかった。
けれども、その進む先に自分たちがいるからか、A先輩の足が動く様子はない。話を聞くなら今しかないだろう。
「僕たちに理由さえ話してくれないなんて有り得ない！！ 僕たちは誰よりも貴方を知っているというのに……ッ！！」
「(……
確かにアズール先輩たちとは仲が良さそうだった。でも、寮は違うし出身も違う、はず。
この人はいったい何者だ＿＿？
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ヴィンセント・ヴァンクール - とても面白かったです(o^^o)更新楽しみに待ってます！これからも頑張ってください。応援してます(^^)/ (8月1日 21時) (
レス) @page42 id: a3d5b84e3e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：彩崎葉 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/ksmkrn12211/
作成日時：2021年1月23日 15時
