神田ユウと私 ページ2
私はA。
ここ黒の教団本部でファインダー兼科学班の一員として研究員を務めている。
主な仕事はAKUMAの解析とエクソシストのサポートだ。
何故ファインダーと科学班を兼任することになったのか。
ざっくり言うと、私はよくあるトラ転をキメた後、路地裏で目が覚め、そこからはあれよあれよという間にマフィアに所属する羽目になった。この辺で今世は捨てた。来世に期待しよう。
身寄りもないためマフィアに居座り続け、仕事をこなしていくうちに幹部までのし上がった。ﾂﾗ。
マフィアに所属してから5〜6年たった頃、取引相手がAKUMAになっていて、そのAKUMAが仲間を呼び寄せた結果、所属していたマフィアは壊滅、私は運良く生きのびて放浪者となった。
放浪していた街がAKUMAに襲われた時、鉢合わせたエクソシストに身体能力の高さを買われ、イタリア支部のファインダーに就職。やっとこさ定職についた。
そんなこんなで、その研究員さんの補助をしたり、イタリア支部をちょこまか動いていたおかげで、研究面でも頭角を現したため、本格的に仕事をするために本部へ飛ばされたのだった。
こんなことを経験したからか、人付き合いはちょっとだけ上手になった。
ーーさて、本題に入ろう。
本題とは、今現在私が直面している危機のことである。
それはーーーー
｢………………好きだ。｣
何故か、告白を受けている。
しかも、あの冷徹かつ無愛想で有名な神田ユウに、である。
エエエナンデ？！神田ユウナンデ？！
ポーカーフェイス気取ってるけど内心冷や汗ダラダラだよ！！！
しかし相手を待たせる訳にもいかない。どうするどうする〜？！なんて考えながら、彼の告白から少し間を開けて返した返事が
『………お友達からで』
だったのは褒めて欲しい。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 13人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
neko - 続きめっさか気になります！！更新待ってます、いつまでも (2月20日 12時) (
レス) @page7 id: d4178cfc98 (このIDを非表示/違反報告)
ozだぁ〜 - 神田ユウ様ァ〜!! (2021年5月4日 23時) (レス) id: 23f9dcf647 (このIDを非表示/違反報告)
まゆ - 面白かったです^_^続きが、すごく気になります^_^これからも、頑張って下さい^_^ (2019年10月10日 8時) (レス) id: b085d94187 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：LaLa | 作成日時：2019年8月17日 2時
