第3話 放課後は憂鬱 ページ18
あんず「うちのクラスもダメ、ライブ見てくれた子は興味持ってくれてるんだけど、やっぱり他の部活に取られちゃってて」
A「あーん、どうしよう？」
誰もいないステージの端に座って作戦会議
どうすればアイカツに興味を持ってもらえるのかな？
あんず「あーあ、私のライブは学園祭までお預けかー・・・、」
あんずちゃんがあおむけに寝転がった
腰まであるラピスラズリのような青い髪が床にさらさらと広がる
ずっと一緒にいるのに、こういうたまに見せる無防備な姿にはいまだにドキッてしちゃう
はぁ、やっぱりあんずちゃんってメチャクチャ可愛い
さすがトップアイドルの末裔って感じ・・・、
あんず「なに？」
A「あっなっなんでもない」
思わず見とれてました、なんて恥ずかしくて死んでも言えない
A「そうだ、私、外見てみるよ」
あんず「なんで？」
A「意外と暇人がうろうろしてるかも？ほら、私とあんずちゃんが最初に会った時みたいに」
あんずちゃんは返事の代わりにエモシェアを送ってきた
これは・・・、だるい、やる気ない、それと少しのがっかり
はいはい、一人で行けってことね
私は放課後の学校を探検してみることにした
☆★☆★☆★☆★☆
A「アイ、カツ、アイ、カツ」
無駄に広い校舎内を見渡しながらランニング
いつもは外周を走るだけだけど、今日は中庭や旧校舎の方も走ってみることにする
グラウンドは体育会系の部活の人たちが使っている
何かをスケッチしてる人たちは美術部かな？
ドローンを飛ばしているのはきっとロボット部
花壇の横を走っているのは・・・、
あれ？
A「(村崎さんだ)」
ひとけのない裏通りで、村崎さんが走っていた
50mくらいある花壇の回りをぐるぐる回ってる
『村崎さん、陸上部のエースだったのにやめちゃったらしいよ』
友達の言葉を思い出す
陸上部をやめたのに、走るのはやめてないんだ
別に村崎さんが何しようと勝手なんだけど・・・、
なんとなく気になって、私は花壇の方へと走っていった
アヤメ「なに？」
A「あ、いや、その」
私の存在に気が付いた村崎さんは相変わらず機嫌の悪そうな感じで私をにらんだ
ううっ、まだ何もしてないじゃない
でも、ここで引き下がったらずっと空気悪いままだよね
私は思い切って気になっていたことを聞いてみることにした
A「最初に会った時、アイカツのこと『お遊戯会』って言ったよね。知ってたの？アイカツが何なのか」
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かほ(プロフ) - きらるりさん» 本当ですか？！楽しみに待ってます！！ (2018年4月3日 8時) (
レス) id: c1e96e310d (このIDを非表示/違反報告)
きらるり(プロフ) - かほさん» わーっ、こんな昔の作品にコメントありがとうございます！本当に嬉しいです！ちょうど続きを書いているのでもうしばらくお待ちください (2018年4月2日 23時) (レス) id: cabc9f41a5 (このIDを非表示/違反報告)
かほ(プロフ) - すごく面白かったです！更新待ってます！！ (2018年4月2日 23時) (レス) id: c1e96e310d (このIDを非表示/違反報告)
きらるり(プロフ) - ゆうきさん» ゆうきさんまだ見てますか？すごく経っちゃいましたけどあおいちゃん夢小説の連載を始めたのでよければコチラからどうぞ♪ http://uranai.nosv.org/u.php/novel/krrr_aikatsu11/ (2016年8月3日 23時) (レス) id: f49683637b (このIDを非表示/違反報告)
きらるり(プロフ) - ゆゆゆさん» 丁寧なコメントありがとうございます！その辺は意識して書いたので伝わって本当に嬉しいです！首輪は支配のシンボルとして書いているのですが、じゃあ誰が支配者なの？みたいな・・・、とにかく読み取っていただけて感動しました！本当にありがとうございました！ (2016年5月2日 17時) (レス) id: f49683637b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：きらるり | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/krrr_homepage/
作成日時：2016年3月20日 12時
