彼にとっての友情 __iduki__ 12 ページ43
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_____黒子side
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黒「伊月くん」
伊「…何？」
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翌日、伊月くんに声をかける。
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Aさんに 病室に連れてきてほしい とお願いされた。
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Aさんは、自分があんなに危険な目にあっても、決して気持ちを変えたりしない。
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…そんな彼女に、僕は救われた。
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黒「今日、Aさんのところに行きましょう。」
伊「…は、え？」
黒「だから、Aさんのところに、今日の放課後、行きましょう。」
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案の定、伊月さんは少し驚いたような表情を見せた。
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伊「……なんで俺が行くの？
まず、あいつを傷つけたの俺だろ？
なんで？」
黒「……確かにそう思いますよね。
僕も伊月さんの気持ちと同じです。」
伊「ならなんで___」
黒「Aさんに、お願いされたんです。」
伊「……は、？」
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黒「…昨日、Aさんは、あなたに階段から落とされました。
結構な大怪我をして、病院で少しの間入院するらしいです。
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それでも、彼女の
あなたを助けたい という思いは全く変わっていません。
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また話し合いたい 分かり合いたい
そう思っているんです。」
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伊「……な、んだよ、それ。」
黒「…最初は驚きますよね。
でも僕はもう驚きません。
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危険な目にあっても、自分の意思を変えないAさんに救われ、そんな彼女を見てきました。
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だからこそ、確信して言えるんです。
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Aさんは綺麗事なんて言ってない。
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ただ単純に、自分の気持ちを言ってるんだ って。」
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そう僕が言い切った後、黙り込む伊月さん。
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少しの沈黙が訪れたあと、彼は口を開いた。
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伊「……わかった。行く。」
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レイ - 夢主が高尾君の親と話すところが本当に無茶だなと思いました。 伊月君のことも階段から落とされたのに、許してしまうところに夢主はとても優しいんだなと思いました。 (2018年4月4日 22時) (
レス) id: ee071c10a8 (このIDを非表示/違反報告)
あゆ - 高尾くん編が最高すぎました。最初のお見舞いの時と、最後に名前呼ぶのがもう。さすがって思いましたよ^ ^ (2017年8月16日 0時) (レス) id: 3453689753 (このIDを非表示/違反報告)
ゆっくりノワール - 今回鳥の目コンビだ！！ (2017年7月1日 22時) (レス) id: 888fb26f3a (このIDを非表示/違反報告)
ルナミー - 面白いです！どんなペースでも構いませんので頑張ってください！応援してます (2017年4月4日 23時) (レス) id: f755288cab (このIDを非表示/違反報告)
白夜零(プロフ) - 更新、自分のペースで頑張ってください！続編楽しみにしてます！待ってますっ！ (2017年3月27日 13時) (レス) id: e647c3eaeb (このIDを非表示/違反報告)
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