第12話 ページ15
***
今の…黄瀬くんの声?
いや、まさかそんな偶然…
セト「お、来たっすね」
モモ「じゃあ、今連れてきますね!」
キド「ああ」
カノ「どういう人かなー」
ありえない
ありえない
ありえない
なんでここにいるの?
モモちゃんと一緒に部屋へきたのは
黄「如月っち、俺の友達もつれてきちゃったッス!」
キセキの世代のみんなだった
赤「やっと、見つけた」
そう征十郎が呟く
黒「探したんですよ?」
青「探したじゃねーか」
紫「やっと見つけたしー」
緑「心配したのだよ」
皆が征十郎に続いて次々と言葉を発する
赤「会いたかった」
あ「…」
何か答えたい
でも何も言えない
目の前にいるのは死ぬほど会いたかった人
恋しくて恋しくてたまらなかった人
本当に大好きだった人。
それでも私は、
逃げてきた私は
会う資格なんてないんだ・・・
***
カノ「あれ?もしかして…知り合い〜、、、ってなんで泣いてるの!?」
泣きたくない。泣きたくなんかないのになぜか涙があふれてくる。
赤「そんなに、会いたくなかったのかい?」
征十郎が悲しそうな表情を浮かべる
赤「俺はこんな状況で終わりたくないし、ましてやAの妹と結婚なんてごめんだ」
赤「結婚するなら君がいい」
そう呟いて
赤「また今度出直します。朝早くからすいません、お邪魔しました」
みんな帰って行ってしまった
最低だ…私。
好きな人を困らせて
目の前で泣いて
帰っていくのを見ることしかできなくて
こんなの、もういやだ、、、
変わりたい。
そう思った瞬間、
身体に違和感を感じた
189人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「アニメ」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ののか - い、いい話だぁぁぁ泣 も、ものすごくおもしろかったです! (2015年9月5日 20時) (レス) id: 36662ddfca (このIDを非表示/違反報告)
ラスロン(プロフ) - 雷牙命狼さん» ありがとうございます(ノ´∀`*)面白いなんて…デレデレしちゃいます← (2014年7月15日 22時) (レス) id: 714c138e3b (このIDを非表示/違反報告)
雷牙命狼(プロフ) - 完結お疲れ様です。面白かったですよ (2014年7月15日 22時) (レス) id: bee651b3c4 (このIDを非表示/違反報告)
ラスロン(プロフ) - 黒青ガールさん» マジですか!?ありがとうございます(ノ´∀`*)めっちゃ照れます← (2014年7月15日 20時) (レス) id: 714c138e3b (このIDを非表示/違反報告)
黒青ガール - すっごく感動しました。とても心にのっこた作品です!完結おめでとう!!! (2014年7月15日 20時) (レス) id: 3c025177c7 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:ラスロン | 作成日時:2014年7月5日 12時