お前ら俺の事好きすぎない？

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閉じた瞼から差し込む日の光。

いつもは容赦なく突き刺さってくるのに、何だか今日は柔らかい気がする。


俺の朝は変わらない。

大きく伸びをしてから眠気に負けそうになる瞼を押し開ける。




＿＿＿ああでも、1つ変わったことがある。



布団の中からもぞもぞと這い出ようとすると、抱き付かれて阻止された。



「A…、まだ行っちゃだめ…」



「置いてかないで…ください」



「………んん、…A…」




3人と付き合うことになったこと。


…眠そうにしてる3人はすごくかわいい。

昨日、というか今日はは夜明けまでバタバタしてたから寝た時間は実質3時間位だろうか。

「でも今寝たら遅刻しちゃうよ、？」

3人の髪を弄りながらそう言うと3人はくすぐったそうに身を捩った。

「…学校よりAがいいです…」

「おーいオクタヴィネル寮の寮長とは思えない問題発言だぞ今のは」

アズールやる気を無くすな。

「Aがキスしてくれたら起きます…」

「そっちはディアソムニア寮とかポムフィオーレ寮の方々」

ジェイドは滅茶苦茶な提案をするな。

「A、寝ろ」

「目がガチなんだよやめろ」

フロイドは瞳孔かっ開くな。









「あー、起きないなら一緒に学校行けないね〜。残念だなぁ〜…」

これしかない。

まぁこんな嘘に騙される訳が＿＿＿







「おはようございますA、今日も清々しい朝ですね」

「A、朝食は何にします？」

「おっはよ〜A。オレ今日絶好調〜♪何でも出来そう♡」

「わあチョッッッロ」

嘘だろおい

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