〜３〜 ページ14
金木「マスク、ですか？」
芳村「そう。君も持ってた方がいいと思ってね」
貴女「顔がバレないようにつけるの」
金木「へ、へぇ…」
芳村「トーカちゃん、明日金木くんのマスク作りに付き合ってくれないかな」
トーカ「はぁ？！せっかくの休日なのに、なんで私がわざわざこんな奴と…」
芳村「金木くん一人じゃ迷子になるだろうし…あの辺りは治安もあまり良くないから」
トーカ「それはそうかもしれませんけど…まだこいつには必要ないんじゃ？」
芳村「…トーカちゃん、捜査官が二人20区に」
トーカ「…ハトが？！」
金木「ハト？」
芳村「すでに被害も出ている。万が一を考えれば、すぐにでも持たせておきたい。」
トーカ「わかりました。…おい眼帯、明日2時半駅前。遅刻したらぶっ殺す」
金木「は、はい！」
トーカ「……Aは？明日空いてる？」
貴女「…うん、大丈夫」
ーーーーーーー
貴女「トーカちゃん、荒っぽいように見えるけど…根は物凄く優しい人だからね」
金木「そ、そうなんだ……うぁ？！」
金木「な、何…」
トーカ「……」
トーカ姉は金木さんを後ろから蹴った後、スタスタと歩いて行ってしまった。
ガチャッ
トーカ「ウタさーん！こんちはー！…もー、寝てるのかな…」
貴女「…？？」
大きな白い布が目に入った
……何入ってるんだろ
私が白い布の方を見ていると、金木さんがめくった。
「……ばぁ」
金木「うぉぁぁぁあ？！」
中にはなんと、ウタさんが。
トーカ「何やってんですか、ウタさん…」
ウタ「びっくりさせようかと思って」
ウタさんが、奥にいる私に気づいた。
…嫌な予感がする
ウタ「…！Aちゃんもいるんだね、こっちおいで…！」
貴女「え……んーん、平k「はい捕まえた〜…可愛いねー、ほっぺもちもちだねー…！」
なんて言って頬ずりをしてくる
貴女「ふにゃひゃん…(ウタさん…)」
トーカ「あ、あの…ウタさん…」
ウタ「…！あぁ、ごめんね。久々のAちゃんがかわいすぎて」
トーカ「…(汗)…マスクを作ってくれるウタさん」
ウタ「ウタでーす」
金木「か、金木です…よろしく「(スンスン)匂い、変わってるね。トーカさん、ハトがうろついてたらしいね。」
トーカ「はい」
ウタ「20区は大人しいから、あの人たちも放置気味だったのに。…スンスン、やっぱりリゼさんの影響かな？」
トーカ「近頃は月山も調子に乗ってるみたいなんで」
文字数で次
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 11人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：らる@盃 | 作成日時：2018年8月18日 18時
