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現場 ページ3

武装探偵社員だと簡単に殺人現場にも入れる。

軍警に職業を伝えれば通してくれる。


何てとても最高の職業なんだろうか。魂を回収したら給料が貰えるからなぁ…。

一人で今月の給料を考えつつ私は死体に目を向ける。

血痕が残っており、凡人が直視するには少し困難だと思われる死体を見つめた。

犯人はきっと何回も何回も刺したのだと思われるその死体に国木田さんと太宰さん、そして私が近付き手を合わせてた。



…まだ、魂が残っている。



軍警の方と国木田さんたちが話している間に私は彼等に背を向けて、ハサミを取り出した。

死神の武器は種類が豊富で、人間界のものでも改造すれば使えるものが多い。


ハサミは人間界のものであり、とある死神に改造して貰ったのが私が今持つハサミだ。


肉体と魂を繋ぎとめる鎖をハサミで切る。





遠慮などはいらない。
 


彼等の前でなければもっと盛大に切っていた。

ちまちまとやる作業は私には似合わない。どうせならもっと盛大に楽しく作業をしたいのに。


魂は消えていった。勝手に転送されたのだろう。



「連れて来ました。」

私が魂を回収してる間に話はどんどん進んでいたようで、殺害容疑がかかっている人物が連れてこられた。



「…は?」

その人物をみて、絶句という二文字がピッタリだろう。

なんでこんな所に居るのかも不思議でたまらないのだが、そんな事よりも私にはもっと不思議な事があった。



「だから、俺らは違うって言ってんだろ!?」


何で居るんですか…。

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流界(プロフ) - とても面白い作品ですねッ!続き楽しみにしていますッ!更新頑張ってください!! (2017年5月26日 17時) (レス) id: fec9330555 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:一口タルト | 作成日時:2017年3月17日 22時

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