9「今は、俺に集中して?」 ページ10
私のせいではない。
9「今は、俺に集中して?」
高「高尾ですっ♡」
宮≪・・・。悪い。間違えたわ。≫
高「いやwww合ってます!このケー番○○のッス!www」
宮≪あ?じゃあ何でてめえが出るんだよ。≫
高尾君はチラッとこっちを見る。
くすりと笑って目を逸らし、また話し出した。
高「いや〜、今俺、○○とデート中なんで♡」
宮≪・・・は?≫
『・・・ぅえ?』
驚いて変な声が出た。
デート中って言うと思ってなかったから。
高「お姫様独り占めNOWです♡」
宮≪ふざけんなてめえ。≫
高「あwww嫉妬します?」
宮≪するに決まってんだろ。燃やすぞ。≫
高「ちょwww宮地さん素直www」
宮≪てか○○に代われ。高尾と喋りてえんじゃねえんだよ。≫
宮地さんは何を言っているのだろうか。
はらはらする。
恐い帰りたい。
高「無理っすよ。」
『ねえ、たか』
こっちを向いて「しーっ」としてくる高尾君。
慌てて口を押える。
高「俺と○○の時間、邪魔しないでください♡」
宮≪あ、てめ高尾(ピッ)
「ほい」とスマホを返してくれた。
『え、本当に宮地さんだったの?』
高「うん。宮地さん、超焦ってたわwww」
『な、何で宮地さんって分かったの?』
高「超能力。」
『えっ』
高「なーんてな。」
『もう・・・』
ははっと意地悪そうに笑って、
ジュースを一口飲んだ高尾君。
『・・・でも、次会うとき恐い・・・。高尾君のせいだ。八つ当たりされそう。』
高「お疲れwww」
『だ、だって、宮地さんほんとに恐いんだよ!?』
高「はいはい、もう俺のせいで良いから、」
「今は、俺に集中して?」と一言。
『・・・高尾君。』
高「ん?」
『その言葉で何人の女の子落としてきたの?』
高「ブフォwwwちょ、なにイキナリwwwいや落としてねえし!!」
『・・・ほんと?』
高「当たり前だろwww」
『いや、めちゃめちゃ慣れてる感じだった。あんな事言われたら、惚れちゃうでしょ。』
高「マジ!?」
『うん。』
高「じゃあ、○○は?」
『え?』
高「惚れてくれねえの?俺に。」
にっこり笑顔でこっちを見ている高尾君。
『・・・これ奢ってくれたら惚れちゃう。』
高「はwww食後のケーキ一個で!?www」
久しぶりにたくさん笑って楽しかった。
高尾君は本当にいい人。
緑間君にも会いたかったなあ。
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小夜(プロフ) - 姉さん» ありがとうございます!頑張ります!!(;_;) (2016年1月22日 1時) (レス) id: fa2c4eef6f (このIDを非表示/違反報告)
姉 - 頑張ってください!応援してます! (2016年1月18日 19時) (レス) id: 6847b52a8f (このIDを非表示/違反報告)
小夜(プロフ) - 羅虎さん» ありがとうございます!最近忙しくて中々更新出来ませんが、頑張ります( ;∀;) (2015年12月25日 18時) (レス) id: fa2c4eef6f (このIDを非表示/違反報告)
羅虎(プロフ) - こんばんは!宮地さん大好きなのでこれからも更新待ってます!! (2015年12月25日 0時) (レス) id: 1c137cc79e (このIDを非表示/違反報告)
小夜(プロフ) - ユキさん» わー!!ホントだ!教えて下さってありがとうございます! (2015年10月25日 17時) (レス) id: 4d8dfad001 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:小夜 | 作成日時:2015年7月1日 18時