１６「嫌だって言ったら？」 ページ17
鈍る私の常識。
１６「嫌だって言ったら？」
「△△。コピー用紙が切れたからちょっと倉庫に行って持ってきてくれ。」
『あ、はい。』
「宮地、場所教えてやれ。」
『え。』
宮「はい。・・・え、じゃねよ行くぞ。」
『は、はい・・・。』
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿。
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿。
宮地さんの後ろを歩く。
・・・。
宮地さんって、１９０cmあったけ？
秀徳の皆は背が高かったからなあ。
覚えてないや。
・・・スーツ似合っているなあ。
『(暴言を吐かなければかっこいいのに・・・。)』
宮「なに。」
『え、あ、なんでもないです。』
宮「そんな見られっと照れんだけど。」
『え！///すみません！』
宮「なに、俺に惚れた？」
『違います///！！！』
「なんだよ」と言いながら笑う宮地さん。
最近では慣れてきたのか、あまり恐くない。
今まではバスケしてるところか、
怒鳴ってるところしかみてなかったし。
宮「倉庫はココな。コピー用紙とか電球とかいろいろ置いてんの。」
『へえ、なるほど・・・』
宮「で、目的のコピー用紙はあそこ。」
『あ、はい。』
ちょっと高い位置にあるコピー用紙。
宮地さんに背を向けて少し背伸びをする。
『よい、しょ・・・っわ』
コピー用紙が意外に重くて、グラッとしてしまう。
転ぶっ・・・
宮「っと、あっぶねえ。」
『す、すみません・・・。』
宮「ったく気を付けろ馬鹿。燃やすぞ。」
『も、燃やさないでください・・・。』
宮地さんに支えてもらってなんとか助かった。
でも、
『あ、あの宮地さん。』
宮「あ？」
『あの、離してもらっても・・・？』
後ろから抱きしめる形で私を支えている宮地さん。
冷静に考えたら恥ずかしすぎる。
宮「嫌だって言ったら？」
『えっと、困ります・・・///』
宮「じゃあ嫌だ。」
『ちょっと！宮地さん！離して下さい！///』
そう言うと、ますます腕に力が込められる。
「いいじゃん、ちょっとくらい。」と耳元で言われ、
思わず声が出そうになった。
宮「お前、耳弱えのな。」
『ひっ・・・』
宮「は、色気の無ぇ声。」
ちゅ、と耳にキスされて、腕の力が弱まった。
宮「ほら、戻るぞ。」
『ちょ、宮地さん！！/////』
宮「あーもう、うるせえ。」
『！？・・・んっ』
宮「口、許容範囲内だったよな？」
『〜〜〜っっ////』
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小夜(プロフ) - 姉さん» ありがとうございます！頑張ります！！(;_;) (2016年1月22日 1時) (
レス) id: fa2c4eef6f (このIDを非表示/違反報告)
姉 - 頑張ってください！応援してます！ (2016年1月18日 19時) (レス) id: 6847b52a8f (このIDを非表示/違反報告)
小夜(プロフ) - 羅虎さん» ありがとうございます！最近忙しくて中々更新出来ませんが、頑張ります( ;∀;) (2015年12月25日 18時) (レス) id: fa2c4eef6f (このIDを非表示/違反報告)
羅虎(プロフ) - こんばんは！宮地さん大好きなのでこれからも更新待ってます！！ (2015年12月25日 0時) (レス) id: 1c137cc79e (このIDを非表示/違反報告)
小夜(プロフ) - ユキさん» わー！！ホントだ！教えて下さってありがとうございます！ (2015年10月25日 17時) (レス) id: 4d8dfad001 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：小夜 | 作成日時：2015年7月1日 18時
