―遊びは無気力― ページ21
Aside
目を覚ました時には時計はもう16時を回っていた。
ほぼ1日眠っていた。
学校にも連絡してないし…
『明日行って話すしかないか』
携帯のロックを解除しても何一つ連絡なんて入っていない。
当然だろう、私には友達なんていないから。
唯一学校で私に話しかけてくるのは、あのヤンキー3人組くらいだ。
私は1階に降り、シャワーで体を流し冷蔵庫を開けた。
『夜ごはん買いに行くか』
その日の夜ご飯はその日に買うのが私の決まりだ。
でも、昨日は買い物をせずに真っすぐ帰宅したため冷蔵庫にはほとんど入っていない。
仕方なく簡単な服に着替えパーカーを羽織り外へ出た。
ちょうど下校の時間だろうけど、この辺りには同じ高校の人はほとんど住んでいない。
なぜなら、小中の時に一緒だった子たちといるのがいやだったからだ。
そのために少し離れた高校に入学した。
『出てきたはいいけど、特にお腹空いてないんだよな』
無駄な労力を使ってしまった。
仕方なく少しだけ散歩をして帰ることにした。
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haruna(プロフ) - お話素敵すぎました!!!慎くんのストーリーも読んでみたいです! (2020年1月12日 21時) (レス) id: 81796fa860 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:椋和 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/annsatupuri/
作成日時:2019年6月29日 17時