後輩と、私。‐part.2‐【名前変換オリジナル】

No.042 ページ18

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まぁ、智香からのメールがしつこかったら
無視すればいいか。


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そう思い

先に片付けている望君と同様に片付けはじめる


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望｢先輩ってー……｣


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黙っていた望君に

いきなり声をかけられたことに驚いて

持っていた段ボール箱を落としそうになる


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ふぅ、危ない


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A｢ん、なに?｣


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望｢本当にﾄﾗﾝﾍﾟｯﾄうまいんスか?｣


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A｢えー、知らないよ

って、自分で上手いとか言わないでしょ、普通｣


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望｢ですよねー、言ってたら引きます。笑｣


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A｢引こうとしてたなら聞かないでよ。笑

……いねむり君って、何部?｣


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望｢剣道部ですよ。｣


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A｢道着ってきると、2割3割マシに見えるらしいよね｣


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望｢ちょ、先輩ひどいですよー｣


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剣道部、か………。


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道着姿の望君ねぇ。


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ちょっと見てみたくなった。


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A｢じゃあさ、今度2、3割マシに見えるはずの

いねむり君が入ってる剣道部見に行っていい?｣


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うわ、言い方

可愛くないなぁ。自分。


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望｢いいですよ?
2、3割マシじゃなくて、

素でカッコいいってところを先輩に見せてやりますよ(ﾆｯ｣


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A｢え、なに。ナルシ発言?
うわー…………。｣


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望｢え、ちょ。ちがっ!!

あー、もう!!とにかく待ってますから｣


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ばーか、


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道着きてなくても

カッコいいのわかってるから


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眩しい笑顔を見せんな、ばか。


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(ばーか、ばーか、)

(えぇー…………)

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