検索窓
今日:2 hit、昨日:10 hit、合計:65,512 hit

10 瞬殺…? ページ10

虹村side


「瞬殺…ですか?」


「ある意味、な」


まぁ、相手は青峰だし


さて、見ますか


結城はフリースローラインにいて


『あーおくん先もらうよー。つか、男子のボールって大っきいよね〜』


...うん、通常運転


対する青峰は結城とゴールの中間の位置ぐらいにいて、困った顔に見える


『はぁーい、じゃあー...はじめぇ!』


語尾にハートが着きそうなぶりっ子口調のアニ声で開始が告げられ


終わる頃にもう既に、結城の手にはボールは無かった


「なっ?!それ反則だろ!」


驚きつつ喚く青峰


『ふふふっ...確かに君は多分天才だ...でもね!


私が女だという事を少し気にした時点で...


君の負けだ!!』


フッと嘲笑を浮かべる得意げな結城


その時、ボールがネットを揺らした


「だから本気でやれっつったのに...」


予想通り、の結果に思いっきりため息をついた


「結城さん、うまいですね」


「...気づいたか」


「今のシュート、リングに掠っていませんでした


それから、"自然"でした」


「へぇ...」


結城のこの戦法、大抵打たれた時には気づかず、ボールがゴールをくぐった時に気づくのだ


いろんなやつが狡い!せこい!という声も多い


ま、青峰はボール打ってすぐ反応したから天才なんだろうな


それはいいとして...その戦法をやられたやつは口を揃えて言う


<シュートを打つ雰囲気じゃなかった>と


...結城はそれを"意図的"に作っている


それに初見で気づくのか...赤司征十郎


やっぱりすごいやつ


「おい!勝ち逃げはねーだろ!」


『ねーねー虹村ー!やろー!!
あおくんはもう勝てないからヤダー』


人が関心してる時にコイツは...


「てめぇ俺には勝てねーだろうが!
大人しく青峰とかとやってこい!!」

11 呼び方→←9 スキップ



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (80 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
160人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

とみっちゃん(プロフ) - なぱたさん» ありがとうございます(感動) (2019年7月27日 0時) (レス) id: 207ae5c547 (このIDを非表示/違反報告)
なぱた - 好きです(切実) (2019年7月25日 20時) (レス) id: 94a2213700 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:とみっちゃん | 作成日時:2019年2月18日 23時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。