20 歪な関係 ページ20
虹村side
言わされると、少し、意識してしまう
...なんてな
割とこれでずっとやってきたから気にすることも無い
ちなみに、2年が終わる頃には結城の黒子ブームは過ぎたらしい
反応も他の後輩に比べて少し良い程度だ
あー、赤司は
「結城さんあとこれだけですか?」
『そうだよ!...って赤司君やらなくていいのに!』
以前と同じように話しに行ってる
ただ、違うのは少し距離が近くなった気がする
結城の方はまだ少し戸惑ってるみたいだけど
ま、俺以外にそこまで行ったの初めてだし、しゃーねーか
それ以外だと...
『虹村ーかーえーろー?』
「ハイハイ」
いつの間にか片付けを終えた結城に呼ばれ、一旦考えるのをやめた
『...明日から3年生だね』
「もう、そんなに経つのか」
2人での下校は最早日課になってしまった
青春ってのは一瞬なのかねぇ...
『....."シュウ"』
声に我に返ると横にアイツは居なかった
振り返ると、いつになく真剣な表情の結城がいた
「ちょっと違うな...昔みたいに呼んでくんねーの?
..."A"」
そう言うと少しだけほころぶ...がすぐに口元を引き締めた
お、ふざけないで珍しい
と、思う反面
反応から何となく察していた
『私、やっぱり_______』
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とみっちゃん(プロフ) - なぱたさん» ありがとうございます(感動) (2019年7月27日 0時) (レス) id: 207ae5c547 (このIDを非表示/違反報告)
なぱた - 好きです(切実) (2019年7月25日 20時) (レス) id: 94a2213700 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:とみっちゃん | 作成日時:2019年2月18日 23時