1 登場は派手目に ページ1
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ーーーーーーーーーーー四月
帝光中バスケットボール部は今年も大勢の入部希望者が殺到していた
その1年生の前に立つ上級生が口を開く
「知っての通り、うちは強豪校だ
したがって、全員が試合に出れる訳では無い
よって、これから体力テストを行う」
その説明がなされようとした時、体育館のドアが開いた
「...げ」
その上級生ーー虹村修造が表情を歪めた
視線の先にいたのは
1人の少女
『虹村...』
深刻そうな顔をして近づいて来る彼女に対し
虹村はさらに眉間に皺を寄せた
1年生多くはその様子を見て息を呑む
何があるのか、と
だが、虹村は知っていた
『虹村...どうしよう
後輩が可愛すぎて辛い』
この女こういう時はろくな事を言わない事を
『にしても、真面目に説明する虹村とか...フッ』
「...てめぇ、邪魔してんじゃねーよ!」
『まぁまぁおちっ...って痛い痛い!』
これが虹村=怖いという法則が1年生の中で成り立った瞬間だった
そして、
「...あの」
『んー?あぁ、いつもの事だから気に...
赤髪君、君...かあいいね
撫でていい?』
「後輩困ってんだろ!
つーかこれ以上邪魔すんな!」
『あ、始めるなら監督とコーチ呼んでくるね』
「は、よ、い、け」
(嵐みたいな人だな)
後のキセキの世代主将、赤司征十郎と
一軍マネージャー、結城Aの
ファーストコンタクトでもあった
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とみっちゃん(プロフ) - なぱたさん» ありがとうございます(感動) (2019年7月27日 0時) (レス) id: 207ae5c547 (このIDを非表示/違反報告)
なぱた - 好きです(切実) (2019年7月25日 20時) (レス) id: 94a2213700 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:とみっちゃん | 作成日時:2019年2月18日 23時