第二十四話 神様と天使 ページ24
あ)「わ、私ごときが紅覇様と同じベットに入るなど許されません」
紅覇)「もー私ごときじゃないでしょ?」
焦ったように首を振るAに、優しくさとすように言う。
紅覇)「Aは僕が愛でる1番の従者だよ」
あ)「え?」
紅覇)「ってことで、僕が一緒に寝たいって言ってるんだからAは言うこと聞かないと駄目だよね〜?」
あ)「は、はい」
紅覇)「うん。いい子だね^^」
Aのおでこに唇を近づけようとした時、部屋のドアがコンコンと鳴った。
?)『紅覇皇子?Aさん?お部屋に不備はありませんか?』
この声はジャーファルとか言うやつだ。
あ)「ジャーファルさん!?だ、大丈夫です!」
ベットから降りて扉のほうへ駆け出そうとするAの手を掴む。
紅覇)「ああ。いい部屋だよありがとう」
『え?』と不思議そうな顔をするAに向かって、しーっと口に指をそえて微笑む。
ジャ)『それは良かった。何かあれば私に言ってくださいね』
紅覇)「うん!」
ジャ)『では失礼します』
カツカツとジャーファルの足音が扉から遠ざかっていく。
あ)「紅覇様?」
紅覇)「ダメだよA。もう誰にも邪魔させないから__」
ぐっと掴んでいた手を引いて、Aを抱き寄せる。
あ)「へっ///」
可愛らしく頬をピンクに染めるA。
紅覇)「Aは僕のことどう想ってるの?」
あ)「紅覇様を?」
ぎゅっとAの背中と腰に腕をまわしたまま静かに聞く。ずっと前から知りたかったこと。
あ)「紅覇様は、私の恩人です。出会ったころから紅覇様は優しくて魅力的な人でした。もちろん今も変わってません」
紅覇)「え?」
思いのほか褒められてちょっと驚いてしまう。
あ)「だから紅覇様は私の憧れというか、神様みたいな人です!紅覇様のいうことなら私はなんでも聞きますし、ずっと側でお使えしたいと思ってます」
紅覇)「ずっと・・?」
あ)「はい!紅覇様が許してくださるのなら^^」
ぎゅっと胸の奥が締め付けられる。
紅覇)「僕も、ずっとAには僕の側にいてほしい!」
あ)「紅覇様…」
紅覇)「僕にとってもAは大事な大事な存在だよ!そうだな〜天使みたいな感じ^^」
あ)「紅覇様たとえが……///」
『え〜ぴったりな例えだよ?』と言って、Aの目を見つめる。
紅覇)「出会った時から大好きだから」
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白鈴(プロフ) - マギ大好きさん» めっちゃ笑ったwエンジェル紅覇わかる、ベッドに舞い降りてきてほしいですね← コメントありがとうございます! (2015年5月12日 19時) (レス) id: 15310db6cc (このIDを非表示/違反報告)
マギ大好き - 紅覇ぁぁぁぁぁぁ/// 可愛い(`・ω|・´)♭ myエンジェルベッドで楽しい宴を(鼻血) (2015年4月29日 21時) (レス) id: eb40757d9c (このIDを非表示/違反報告)
白鈴(プロフ) - ソフィーナさん» ありがとうございます!嬉しいです(≧∇≦)可愛いだけじゃなくかっこいい紅覇もアリですよね!更新頑張ります!! (2014年12月31日 16時) (レス) id: 15310db6cc (このIDを非表示/違反報告)
ソフィーナ(プロフ) - とっても楽しいです!更新頑張ってください(o^−^o)紅覇がとってもカッコいいです!!!これからも、応援します!!!!! (2014年12月27日 22時) (レス) id: cdbf2fabbf (このIDを非表示/違反報告)
白鈴(プロフ) - 彩香♪さん» ありがとうございます!!鼻血気をつけて下さいw 更新遅くてすみません(>_<)応援とても励みになります!これからも出来るかぎり全力で頑張ります!! (2014年12月13日 20時) (レス) id: 15310db6cc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:白鈴 | 作成日時:2014年4月19日 19時