第十二話 特別 ページ14
紅覇)「Aー!」
あ)「紅覇様!もうお仕事は終わったのですか?」
紅覇)「ううん^^Aに会いたいから来ちゃった〜」
あ)「え!?ダメです紅覇様!紅明様に怒られますよ」
紅覇)「いいよ^^」
紅覇様が微笑みながら私の頭をなでる。
あ)「//////」
「あっ紅覇様だわぁ!」
「今日も素敵です!」
「キャー///好きです紅覇様っ」
3人の女の子達が紅覇様の周りを取り囲む。
紅覇)「あっ久しぶりだねお前達^^」
紅覇様は優しい微笑みを彼女達に向ける。彼女達も私と同じように紅覇様に助けられた人達らしい。
追放された一族の女の子、賤業の一族の女の子、この子達は従者ではないけど皆同じ紅覇様に面倒を見てもらってる人達だ。
「紅覇様に会えなくてさみしかったです」
「これから予定はありますか?」
「私、紅覇様のお話が聞きたいです」
紅覇様に助けられて、希望がもらえて、紅覇様のこと好きなるのは当たり前。だから紅覇様はとってもモテる。
紅覇)「こらこらお前たち仕事は終わったの?」
紅覇様は私にだけ笑いかけてるんじゃない。そんなことは分かっていた。
もちろん大好きな紅覇様が他の女の子と仲良くしてるのは辛い。でも紅覇様は、私が独り占め出来るような人じゃない。
「紅覇様、行きましょう!」
「紅覇様の好きなお菓子もありますよ」
私は積極的な女の子たちの中に入っていくことが出来ないまま、どうしていいか分からず下を向く。
紅覇)「____ごめんね」
紅覇様のよく通った声に顔を上げる。少し微笑みながら女の子達を見つめる紅覇様と、残念そうな顔をする女の子達。
紅覇)「これからAと遊ぶんだ^^だから君達とは一緒にいれないや」
「え!?A様!?」
「す、すみません!今まで気付かずに…」
ここで初めて女の子達が私に目を向ける。たぶん今まで紅覇様に夢中で私に気付いていなかったのだろう。
「邪魔をして申し訳ありませんでした」
「何か大事なお話をしていたのですよね」
あ)「え!?全然、気にしないで!」
私と紅覇様に一礼をして立ち去る女の子達。従者という位置をもらっている私は形的には彼女達より位が上になってる。
あ)「すみません紅覇様。私に気を使ってもらって…」
紅覇)「なんでAが謝るの?」
紅覇様が真剣な顔をして私の頬に手をそえる。
紅覇)「僕はAといたいから断っただけだよ」
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白鈴(プロフ) - マギ大好きさん» めっちゃ笑ったwエンジェル紅覇わかる、ベッドに舞い降りてきてほしいですね← コメントありがとうございます! (2015年5月12日 19時) (レス) id: 15310db6cc (このIDを非表示/違反報告)
マギ大好き - 紅覇ぁぁぁぁぁぁ/// 可愛い(`・ω|・´)♭ myエンジェルベッドで楽しい宴を(鼻血) (2015年4月29日 21時) (レス) id: eb40757d9c (このIDを非表示/違反報告)
白鈴(プロフ) - ソフィーナさん» ありがとうございます!嬉しいです(≧∇≦)可愛いだけじゃなくかっこいい紅覇もアリですよね!更新頑張ります!! (2014年12月31日 16時) (レス) id: 15310db6cc (このIDを非表示/違反報告)
ソフィーナ(プロフ) - とっても楽しいです!更新頑張ってください(o^−^o)紅覇がとってもカッコいいです!!!これからも、応援します!!!!! (2014年12月27日 22時) (レス) id: cdbf2fabbf (このIDを非表示/違反報告)
白鈴(プロフ) - 彩香♪さん» ありがとうございます!!鼻血気をつけて下さいw 更新遅くてすみません(>_<)応援とても励みになります!これからも出来るかぎり全力で頑張ります!! (2014年12月13日 20時) (レス) id: 15310db6cc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:白鈴 | 作成日時:2014年4月19日 19時