第152話 謎の船 ページ9
ユウキ「あ、れは...!?」
轟音の正体は
巨大な空飛ぶ帆船、ガレオン船が雲を割る音であった
中央マストの見張り櫓のその上に靡く黒い旗には
水色のダイヤモンドのマークが描かれている
トントン「海賊船...!?」
ユウキ「えっ!?海賊!?」
驚く俺とトントンさん
しかし二人の王はなぜか溜め息をついている
ぺいんと「ねえ、らっだぁ...」
らっだぁ「んー?俺じゃなくてトントンさんに説明してあげなよ」
ぺいんと「その前に、俺は前回と一緒で魔法間違えてゾンビ沸かせて舵輪ある先頭にいけなくて魔法で操作してて落ちそうってのに魔力の結晶一つ賭ける」
そう言いながらぺいんとさんがその手に橙色の焔を灯す
らっだぁ「んじゃ、俺はその前の事件の舵ぶっ壊したに貧弱なぺんちゃんにぴったりな回復魔法つきの指輪一個賭ける」
そう言いながららっだぁさんはその手に煙を渦巻かせる
ユウキ「ちょっ、お二人とも?知り合いなんですか?」
らっだぁ「まぁ...ねぇ〜」
ぺいんと「トントンさん、混乱しているようなので国民の方々には貿易船とか客人とでも報告を...僕とらっだぁで西方向のなるべく平原の方にあれを下ろします」
トントン「...了解、オイロボロよう聞け!」
トントンさんがロボロ君と通信をしはじめた傍ら
唖然とする俺に1度二人は微笑んで
至近距離だと強力すぎてピリッとくるほどの魔力と
マジのオーラを放ちながら、その手を船に翳す
しかしその魔力は、船まで届いていたようで
ら、ぺ「「!?」」
突如として船の上に現れた
ユウキ「竜!?」
美しい赤の竜が船を先程二人が下ろそうとしていた
平原に下ろし自身も降り立つ
ぺいんと「マジか...行くよらっだぁ!」
俺は慌てて飛んでいこうとする二人の腕を掴む
ユウキ「ぺいんとさん!らっだぁさん!」
ユウキ「俺も連れていって下さい!!」
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作者名:夜月ルナ | 作成日時:2020年3月23日 18時