第14話 真っ白な翼の腹は黒い ページ16
鬱side
微笑みあったあとユウキは普通に窓から降りてくる
三階って結構高いよな?あれ?
ユウキ「...久しぶりにおはよう何て言った気がします」
鬱「そりゃ良かった、」
ユウキの少し汗ばんだ髪を撫でる
鬱「汗かいとるなら、シャワー浴びてくればエエかもな」
ユウキ「大丈夫ですよ、このくらい」
クスッと笑う笑顔に見惚れている、と
「鬱せんせーーーい」
上から声がする
見上げればそこには白い翼を生やした人物が降りてきているのが見える
鬱「げっ!?ぴくとさん!?」
バサリ、と僕らの前に降り立ったその人は天使のぴくとさん
どこの国にも所属していないが、最近はうちの国に住み着いている
ぴくとさんは色んな国の王と友達なスゴい人だ
ぴくと「あれ?えっと、貴方は....」
ユウキ「あ、新しくゲバルト国幹部に入りました、ユウキです」
ぴくと「どーもこんにちは、ぴくとです!よろしくね!」
鬱「あれ?ぴくとさん最近はうちの国におったけど、数日前から違うとこ行ってなかったっけ?」
ぴくと「いつもの旅から帰ってきたんですよ、普通に」
ユウキ「....」
ユウキが地味に俺の手を掴んで離さない
鬱「ユウキ、どうしたん?」
ユウキ「一応悪魔も入ってるんで、あの、天使はちょっと、苦手というか」
ぴくと「えー!大丈夫だよ、人間の伝承みたいに別に殺したりしないし」
ユウキ「わかってるんですけど...」
鬱「大丈夫やって、よしよし」
頭をまた撫でれば、表情が少し柔くなる
あー、可愛い
ぴくと「...ふーん」
ユウキ「えっ」
と、唐突にぴくとさんがユウキの手をとってその指に口づける
ぴくと「そんなに怯えないで、可愛い顔が台無しだよ」
こいっつ!
赤くなるユウキをよそにこっちにニヤリと笑ってくるんだから本当に性格わりぃ!
鬱「あんまうちのユウキをおちょくらんでよ、ぴくとさん」
ぴくと「あっはははw」
ユウキ「何で皆...こんなことしてくんだよ/////」
お前が可愛いからやろな
ユウキ「と、とりあえず、よろしくです、ぴくとさん」
ぴくと「フフッうん!」
狙う相手が増えたのは少し気に食わんが、まあ
ユウキが笑っとるからエエかな
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夜月ルナ(プロフ) - ありがとぉ〜//// (2019年10月21日 22時) (レス) id: 7d5c3fd4fb (このIDを非表示/違反報告)
林檎ちゃん(プロフ) - ルナちゃんの趣味が良すぎる… (2019年10月21日 20時) (レス) id: b93d197596 (このIDを非表示/違反報告)
夜月ルナ(プロフ) - ありがとう、当初は髪長くてもうちょい女っぽさあったけど、もうなんか完全に私の趣味好みに走った容姿になっちゃったw (2019年10月20日 19時) (レス) id: 7d5c3fd4fb (このIDを非表示/違反報告)
林檎ちゃん(プロフ) - んん〜…好きです…ユウキ君の容姿も好きです… (2019年10月20日 18時) (レス) id: b93d197596 (このIDを非表示/違反報告)
夜月ルナ(プロフ) - 許可降りたんですが何故か反映されずに映らなかったんで、リンクを張りました。ご指摘ありがとうございました! (2019年10月20日 12時) (レス) id: 7d5c3fd4fb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:夜月ルナ | 作成日時:2019年10月18日 22時