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四、銀時の想い* ページ6

―銀時side


銀「…A先生は自分で何でもかんでも、背負いすぎなんだよ!!
  俺を頼ってくれよ!!
  …俺は、俺はッ……A先生のことがッ……!!」




俺は


そこで口をつぐんだ…。


これ以上は言ってはいけない。




あ「…銀時……?」


銀「…と、とにかく……A先生はここにいろ」


あ「……本当に…いいの……?」




A先生は


申し訳なさそうに俺を見上げた。




銀「…遠慮なんていらねェって言ったろ?
  それに俺達、家族同然だろが!馬鹿先生!」


あ「銀時よりは馬鹿じゃないわよ!」




最後の手段、


「家族同然」


絶対に言いたくなんてなかった…。


だって、俺は


A先生のこと、ずっと好きだから。


家族なんてもんじゃ、


この想いは抑えられないから。




あ「……でも、ありがと…
  本当に助かるわ……銀時、大好きよ」


銀「…!//」




そういって、


A先生は俺の頭を撫でた。


昔もこうして、頭を撫でられた。


そのたびに胸がドキドキして


そして、俺はA先生のことが好きになった。




あ「…フフ」


銀「…」




でも、俺はもぅ子供じゃねェんだよ、


A先生。




心の中でそう呟いてから


俺は俺の頭を撫でている、


A先生の手を握り、


そのまま抱き寄せた…。




あ「…銀時…?」


銀「…」




俺はただ、


黙ってAを優しく抱きしめた。




あ「……もぅ、銀時ったら…
  甘えん坊なんだから……」




愛しい人の声を耳に、


胸に刻みながら


俺はA先生を抱き締め続けた…―――。

五、緊張*→←三、誰かの温もり*


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白桜姫 - 続き見たい(´;ω;`) (2019年1月9日 7時) (レス) id: 65e85aeb0b (このIDを非表示/違反報告)
鳥兜(プロフ) - ことりんごさん» お!やっと追加できた!!w (2015年5月2日 19時) (レス) id: be756a9d31 (このIDを非表示/違反報告)
ことりんご(プロフ) - うたプリの翔! (2015年5月2日 19時) (レス) id: b4ddadc939 (このIDを非表示/違反報告)
鳥兜(プロフ) - ことりんごさん» んっと…プロフィール画像ってなに?w (2015年5月2日 19時) (レス) id: be756a9d31 (このIDを非表示/違反報告)
ことりんご(プロフ) - 鳥兜さん» あれ、追加されてない…(>_<) (2015年5月2日 19時) (レス) id: b4ddadc939 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ことりんご | 作者ホームページ:なし  
作成日時:2013年5月4日 12時

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