こんな私は報われない【おそ松さん】

記憶の中 ページ3

おかしい。

今、此処でこの時間にこの場所で行われていることがおかしい。




「なぁ、お前さ、○○ちゃんの彼氏、たぶらかしたんだって？」


「うわ、さいってーありえないんですけど〜」


「でも、こいつのことだし？普通にやりそうじゃん」




今、私の目の前で広がる私への『攻撃』。

攻撃の先導者。指摘者。攻撃者。

この戦いに参戦している人は皆、幸福を捨て、不幸を拾った人たち。

その、攻撃を受けている私は、『幸福者』として、この場に立っている。




まぁ、第三者の目からすれば、私は『酷く傷ついている可哀想な子』なんだろう。

言ってしまえば、私だって、この現状は辛い。




朝、上履きを履こうとすれば、中に複数の画鋲。

昼、弁当箱を開ければ、取り上げられ、中身を空っぽにされる。

夕方、下校しようとすれば部室で消えている制服。




こんな行いは不幸者にとっては遊びた過ぎないだろう

こんなに呑気にしてられる私は我ながら強いと思う

いつからだったかな？こんなにも醜い争いが始まってしまったのは。

恐らく、私が＿＿＿＿を道で＿＿＿＿＿＿＿時だろう。




『おっかしいなぁ…＿＿＿＿＿＿だけなのに』




あんな行いをした私が馬鹿だった。

でも、後悔はしていない。

だって、私は




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『間違ったことは一つもしてないんだから』

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