波乱な中忍試験 16 ページ19
余りの不安からの安心に泣きだしたサクラを受け止めると、それに続いてサスケもチャクラが落ち着いたナルトも抱き着いてくる
「姉さ、お、俺」
「大丈夫、分かってる。ゴメンけど最初から見てた」
「ぁ、そ、か、そう、だよな・・ぅ、ぁ」
「おねぇちゃんの意地悪ぅぅぅ!!!」
「じぬがどおもっだぁぁぁぁ!!!」
「うんそーね、ごめんごめん」
それでも3人が突き放さないのは意味を理解してくれているからだ
これだからこの子達は凄い・・・本当に、凄い
泣きわめく声が聞こえる中、みたらしアンコ率いる木の葉の忍び達が殺気立っていた
「・・・久しぶり・・ね、大蛇丸・・」
「随分ね・・・アンコ」
そう言って顔を剝ぎ、本来の顔を出した
「こんな所で、火影様暗殺にでも来たのかしら・・」
「いーやいや、まだその為の部下が足りなくてね・・この里の優秀そうなやつに唾つけておこうかと思ったんだけど・・・どうやら遅かった様ね・・・」
大蛇丸が向けた目線に対抗するようにAが睨みつけサスケを寄せ、ナグリとカラモ、ヤキタも4人を隠すように前に出る
「・・先にあの月守の子を取り込むべきだったわ・・ここまで脅威になるなんてね・・」
「はっ、それは残念だったわね・・」
「本当に・・・まぁこんなんじゃ満足に戦えなさそうだし、退散するわ」
飛び上がった大蛇丸に食らいつくようにアンコも飛び上がった
「っ!!させるか!!追うぞ!!」
「「「「ハッ!!」」」」
落ち着いてきた3人の目元を拭い、頭を撫でる
「ナルト、サスケ、サクラ、乱入者で疲れてるとは思うけど中忍試験はまだ終わってない、出来るね」
「おう!」
「当たり前だ!」
「勿論!」
「ん、いい子、最後まで頑張れ、私の自慢の子」
大きく頷いた3人にカラモ達が気合いだと言わんばかりに背中をそれぞれ叩き、その場を去った
「よし!じゃあ気合も入ったとこで!・・休憩しましょぉぉ」
「賛成だったばよぉ」
「の前にトラップだけは仕掛けとくぞ」
そう言ったサスケの足元はふらつき、倒れこむところを受け止めようとしたナルトまでも立ち上がれなかった
「は・・はれ?なんでぇ・・」
【馬鹿かお前らは、俺のチャクラと共に自分のチャクラも必要以上に長く使ったんだ、しばらく動けん】
「んぇ!?」
「マジかよ・・」
【まともに動けるのはサクラくらいだな】
「ま、私後衛だったしチャクラもそんな使ってないものね、二人は休んでて私やってくるから」
「「ぁい・・」」
((まじ元気・・))
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アミ(プロフ) - 姉弟可愛すぎます、更新頑張ってください!楽しみにしてます (3月10日 16時) (レス) @page34 id: c416b236de (このIDを非表示/違反報告)
ピッピ〜(プロフ) - めちゃ好きです続きを所望します(oωo ) (12月28日 0時) (レス) @page34 id: f96f483d3b (このIDを非表示/違反報告)
あや - 続き読みたいです (10月3日 2時) (レス) id: f6af94ada0 (このIDを非表示/違反報告)
ココロ(プロフ) - ナル卜好きさん» コメントありがとうございます!シンプル直球ありがとうございます!wまだまだ頑張っていきますのでよろしくお願いします! (8月3日 7時) (レス) id: 535c40ca13 (このIDを非表示/違反報告)
ココロ(プロフ) - 学校ダルいぜさん» コメントありがとうございます!神なんておこがましいですが・・・楽しめる作品にしていこうと頑張っておりますので引き続き読んでいただければ幸いです!亀更新ですみません! (8月3日 7時) (レス) id: 535c40ca13 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ココロ | 作成日時:2023年4月20日 18時