第7班を支えたい！弐

カカシ第7班！12 ページ20

「はぁ？」

そう言ったのはサクラだった
「さ、サクラ？」
「お姉ちゃんがモテるなんてあったりまえじゃない！私達の自慢で美人でかっこいいお姉ちゃんよ！ただし！彼氏やお婿さんになる人は私達3人より強くないと許さないけどね！」
「だから俺たち強くなるんだってばよ！」
「んん！？まって！？なんで！？」
「姉さんは誰にでも優しいからホイホイ手を差し伸べるからな」
「私達がちゃんとブロックするからね！」
「これ以上兄弟増やしちゃダメだってばよ！」

「お姉ちゃんは私達が守る！」
「「おー！」」
さ、サスケまで！？
「・・・か、カカシさん！私育て方間違えた！」
「あー、いや、いいんじゃないの？」
「良くないよ！？」

「今のところナグリの兄ちゃんとカラモの兄ちゃんだけ合格だってばよ」
「というかあの二人がブロックしてくれてるから安心よね！」
「カカシは・・・」

コソコソと言い合う3人に頭を抱えた

「もーなにぃ、なんでそーなってるの？」
「愛されてるねぇ」
「うう・・愛が重く・・いや、重いかそりゃあ」
「そうそう」

「「「保留！」」」
「んー、ギリギリおk？」
「「「ん！」」」
「なら良かったよ」
「もー恥ずかしいってば！」
「ねーちゃん照れてるー」
「お姉ちゃんかわいー」
「それは私のセリフなの！あんた達ってばもー！」

こーしてやる！
と抱きしめてやれば3人は抱きしめ返してくれる

「もー！大好きっ！！」








すやすやと眠る3人を見ながら扉を閉めた
お茶をすするカカシの前に座る

「Aはさ、あの3人に与えられるものはここまでって言ってたけど、まだまだいっぱいあるよ」
「・・・そう、ですかね・・私は・・迷っているんです、色々となるようになれとは、思ってますけど・・」
「サクラはともかく、ナルトは九尾と、サスケは血継限界と向き合わないといけないんでしょ？」
「あー・・まあ、サクラも大分凄くなるとは思いますけど」
「なんかオレ、ホントすごい3人の担当になったなぁ」
「そうですねぇ・・」
「そうですねぇって、本当はこれにAがいなかったのかと思うと本当にこの世界でよかったと思うよ・・」
「そう言ってくれるのはありがたいです」
そう笑うとカカシもふわりと笑い返してくれた

「それじゃ、オレはお暇しますよ」
「あ、はい、今日はありがとうございました。これから3人をよろしくお願いします」
「うん、あんまり無理しないようにね」
「はい、ありがとうございます」

いい方に転がればいいなぁ・・

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