第7班を支えたい！弐

カカシ第7班！3 ページ11

第7班となった3人は陽の当たる屋上でAの作ったお弁当を食べていた

「んー！美味しい！やっぱりお姉ちゃんのご飯は美味しいわ」
「だよな！俺も大好きだってばよ！」
「あ！お前それおかかだぞ！」
「サスケもたまには別の食えってばよ」
「食ってる」

ギャンギャンと騒ぎながらも、お弁当を食べる3人
この6年、3人はAの元で修行する度、こうして同じ釜の飯を食べてきたのだ

ふと、サクラが笑った

「？どうしたってば？」
「なーんか、不思議よね、こうして班になる前も、ずーっと一緒にいて、同じ班になれるなんて」
「・・・姉さんだからな」
「ふふ、そうね、お姉ちゃんが居たからね・・」
「ししっ！それに、ねーちゃんと同じ7班だってばよ！」
「「！確かに」」


嬉しそうに笑う3人に暖かな日が差し込んでいた


その頃
「・・・こんにちは」
「ヨ、A」
「A、邪魔するでの」

ナーンでここに来たのこの2人・・・

Aの家に、カカシと3代目が来ていた
お茶を出し自分も座る

「えっと・・？なにか？」
「こやつがナルト達の担当上忍になるからのぉ、挨拶、と言ったところじゃ」
「・・・はぁ・・」
「いやぁ、Aの言った通りだったねぇ、びっくりだよ」
「そうですか」
「のお・・Aよ、お主は何を望んでおる」
「・・・何を？ですか？」

質問の意図がよく分からない
何を・・望む？

「ナルトとサスケ、お主は良き姉として2人を育てた。じゃがそこまでする必要、それは何だったのかを、聞きたいのじゃ・・」
「・・・・私は・・・私は未来をある程度知っています」
「「！？」」
「その未来は、お二人にとっても、この木の葉に、そして忍びの各国にとっても、悪いこともいい事も、ある程度」
「その根拠は」
「ありません、私の記憶にあるものです。そして私の記憶の中に、ナルトの姉も、月守という一族もいませんでした。」
「・・・どういう事じゃ」
「この世界は、私の前世で漫画として、アニメとしてあった世界です。」
「なんと・・・」
「私は、少しでも、悲しみや憎しみで、他の憎しみを生みたくない、そう思い、サスケを引き取りました」
「・・・うちはが何かすると」
「サスケは、恨みました、兄であるイタチくんを、そして真実を見つけるため、とある人について行ってしまった。けど、それは本人だけでなく、ナルト、サクラを強くさせた。」
「・・・お主は・・どうするつもりじゃ」
「・・・私は・・・」

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