第7班を支えたい！弐

里外初任務3 ページ27

ナルト達が木の葉を出て2日
Aは火影室に呼ばれていた

「失礼します」
「おお、来たか・・時間もない、単刀直入に言う、今からカカシ第7班を追って欲しい」

やっぱりそうきたか・・けど

「何故でしょうか」
「・・お主なら、分かっているはずじゃが？」
「・・・桃地再不斬のことならあの4人で大丈夫ですが」
「それだけでは無い」

ピクリと眉を寄せて3代目を見た

「実はの、こやつらが砂隠れの刑務所から脱獄していたようじゃ」
1枚の紙を差し出され、それを見て目を見開いた


「・・・ビラク・・それに・・ドリガまで・・」
背中の傷が疼いた気がした
「そうじゃ、6年前、お主らを砂で襲った1人、そやつがとある企業と手を組んだらしいのじゃが」
「き、ぎょうって・・まさかガトーじゃ！」
「・・・さよう、やはり知っておったか・・波の国でなにかしていると噂の会社らしいが」
「知ってるも何も！今ナルト達が戦っている桃地再不斬の雇い主ですよ！」
「っ！？なんじゃと！？」
まずい、カカシさんは確か再不斬との戦いでチャクラ切れを起こしてたはず！
「直ぐに追います！」
「急を要する為お主だけじゃが」
「大丈夫です」
「頼むぞ」
「はいっ」


Aは急いで支度をし、木の葉を出る
「お、なんだAもさとが」
「ごめんゲンマさん急いでるから！行ってきます！」
「お、おー・・ナルトになんかあったか・・」


今日ばかりは使わないとっ
「攻守眼っ！」
視界の木々がうすく見え、周囲のチャクラがわかる
同時に走る速度が上がり、砂埃を上げて波の国へ向かった

(ナルトっ、サクラっ、サスケっ、カカシさんっ！)



川のを渡ろうとすると船をしまっている人物を見つけた
(あれって・・でも1人だ)
「あの！」
「うわぁ！・・あ？なんだ？嬢ちゃんそれ、木の葉の」
「もしかしてタズナさん達連れていきました！？」
「お？おお、そうだが・・」
「それってどっちですか！？」
「あっちの方に真っ直ぐだが」
「ありがとうございます！」

「・・すっげぇなあの嬢ちゃん・・」

間に合うっ、間に合う！



川を亘って村らしい所につき、チャクラを探る
「みつけ・・っ！やばい！」
いる！あいつらっ！

姿が見えたが、それはナルトに向かって男が飛び掛るところだった

「死ね！」
「うわぁぁ！！」
「ナルトぉ！！」
「くそっ！」


キンっ！と金属音が大きく響いた


「あ？お前・・」
「久しぶり、ドリガ？」


「「「ねーちゃん！/お姉ちゃん！姉さん！」」」

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