否定 ページ2
「Aちゃんの声って私嫌いなんだよねー」ﾋｿﾋｿ
「分かるぅ〜!!なんか癪に障るよね〜!!」ﾋｿﾋｿ
軍を作るための学校のクラスの隅っこで、女子はヒソヒソと喋る
わざと私に聞こえる声で。
もう呆れているので何も感じないが
私は前から色んな事を否定されてきた
最初は凄く些細なことだったが
次第に、性格や、仕草、顔、体型と、どんどんエスカレートしていった
最終的には声までも否定されてしまった
性格は皆、不快に思わないように
仕草は明るく振る舞って
顔はどうにもならないので表情で誤魔化して
体型はその場に合わせて変えた
だが、声はどうする。
もうどうやってかえるのか分からない
私が最後に選んだのは録音機だけ
【数年後】
gr「ほう…。君が録音機か…？」
我が国である総統が私に話し掛けてくる
私は録音機。他にオウムなどと呼ばれている
声もそっくりそのまま似せて話すので悪い意味で有名だった
『なんでしょうグルッペン様』？
これは何処かの幹部が言っていた言葉だ
gr「ほう。その声は〇〇か。噂は本当の様だな。なぁ、幹部にならないか？」
結構大胆な言い方をする
まぁ拒否権なんて物はない
他人がそう望むなら嫌われ者の私は従うまでだ
『よろしくお願いします』？
【現在】
tn「オウム!!書類早く提出してや」
廊下を歩いていた所、書記長様に呼び止められる
『申し訳ございません』？
すぐに自室に戻り、書類に手を付ける
私は現場に行くことが少ない
業務がほとんどだ
ｺﾝｺﾝｺﾝ
ノックが３回。身内の証だ
『どうぞ』em
hr「Aちゃん。お、お仕事中だったかな…？」
『いいえ。大丈夫ですよ』em
hr「あ、あのね。お茶会に呼ばれてるんだけど一人だと心寂しいから一緒に出来ないかなって…」
彼女はハルさん
ここの幹部での女子は私と彼女しか居ない
私はオウムなので彼女はここのヒロインだろう
『私がですか？』em
?「君なんかに来てほしくないんやけど。後いつまでエミさんの声を使う気なん」
ーーー
『』em←この部分についてはその人の声とその言葉を使ってるよ〜って意味です。
さっきから夢主ちゃんがエミさんばっかり使ってるのは後々出て来ます☆
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 132人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「実況者」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
セロハン - 今年受験の為更新停止状態が続きます。すみません。 (2022年1月12日 20時) (
レス) id: b497bc18ca (このIDを非表示/違反報告)
雪月くらげ。(プロフ) - …え…何があったんだっ…？()ありゃ？…あるぇ？() (2021年12月22日 22時) (レス) @page12 id: 017b983cf1 (このIDを非表示/違反報告)
セロハンテープ。(プロフ) - くろもちさん» 書くコツ…！？うーん……。相手にその場のイメージが付きやすいようにすることですかね。（大体そうだろ） (2021年12月20日 18時) (レス) id: bf08829220 (このIDを非表示/違反報告)
くろもち - 面白かったです！書くコツをお教えて欲しいです (2021年12月20日 17時) (レス) @page11 id: e7aa6473dc (このIDを非表示/違反報告)
セロハン - 現在更新停止中です！！現在新しい我が家でのネット繋がりを待ち構えておりますので少々お待ち下さい‼︎ (2021年11月29日 19時) (レス) id: b497bc18ca (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：セロハンテープ。 | 作成日時：2021年11月8日 19時
