え、かわいい。しんどい。【ハイキュー】【青葉城西】

しんどい ２６％ ページ28

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ようやく一時間が経過し、音駒や梟谷。そして稲荷崎が集まってきた。正直大本命は稲荷崎である。ごめんよ他の高校の人たち。




「A、ほら行くよ？」




そう言って振り返ると徹くん、もとい及川はさながらイケメンである。いや罪だよね。その容姿であの中身なのが。




「今行く！」




一言返してはじめと徹くんに近寄るとすぐにまっきーやまっつんも寄ってきて、仲良し四人組＋αとなる。もはや仲良し五人組か。

軽い雑談をしながら体育館を目指すと他の高校もだんだんと集まってきていた。


試合後である東京メンバーはほぼ揃っていて、その中にはもちろん魅惑のプリンヘッドの持ち主である彼の姿も。


いますぐ「あいらぶゆー！」とか言いながら抱きつきたい衝動に駆られるも、そんなことしたら私の印象が美少女ではなくただの変態として全高校に認識されそうなので仕方なく諦める。




「んー、かわいい...」




そうこうしているうちに話が始まって、明日から本格的に練習試合となった。今日は各自で練習らしい。この事実に嘆いたのはもちろん私である。

いやだって。普通マネージャーをローテーションしよう的な話になって他校と親睦深めていくのが夢小説の醍醐味でしょ！？なぜ初日にそれが無いんだよオイ。




「A？ほら、俺らはあっちな〜」




そう言って私の肩を押すのは、お色気コンビの片割れであるまっきー。




「え、ちょまっ」




もう少し研磨を見つめていたかったなぁ、なんて思いながら渋々その場を後にした。

あの色気に当てられたら逃げられないって...

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