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第7話 声 ページ8

...しかし、私に戦う勇気など全くない

やはり、言うべきだ...




A「あの...っ!」




_『ダメ』



またさっきの声。同じ声だ...。しかも聞き覚えのある声




『また逃げるの?』




『また』?どういう事だ。私は...ここへ来て逃げたことはない...




『また逃げて、仲間を失うの?』



頭が痛い。聞きたくない。なんだこの声は.........

ふと、他の3人を見る

皆には、この声が聞こえていないらしい。



何故こんなに不安なのだろう。この声は...なんなのだろう。

冷や汗が流れる。
私はこんなに弱かったのだろうか





そう思った時




黒「Aさん!...大丈夫ですか?顔色、悪いですよ...?」



はっ...考え込みすぎて周りの人の事を考えていなかった...いけないいけない。



A「す、すみません。大丈夫です」


私の役立たず。こんな大事な時に今までも助けてくれた相手を守れないのか?





黒「大丈夫ですか.....?無理なら戦闘せず引いても大丈夫ですよ」




『また逃げるの?』


あの人の言葉が頭の中でずっと回っている



しかし、その通りだ。逃げてばかりいたら何も始まらない。



A「ありがとうございます。でも...一度決めたことですから、私も戦います」



黒「そう...ですか、辛くなった時は言ってくださいね」

...正直、黒子の方が体力的にも心配だ。というかバスケと討伐は全く違う気もするが.....





高「近くに来てるよ...10体位いるかな」



どうしよう.......ゲームとは少し違うけど、同じ動きをすればいいかな



A「私が戦犯します。今まで助けていただいた恩も返したいので...」




高「りょーかい!無理はしないでね」




...さて、これからゾンビを倒す訳だが、私はグ ロ耐性もホラー耐性もある訳ではない。むしろ苦手だ...

も、戻す準備はできてる(準備する事なのだろうか)



とりあえず、最低でも5体位は倒したい。...ちょっと、ハードルが高いかな?




そんなことを考えながら、戦闘の準備をする





高「...来るよ!」



高尾の一言で、戦闘準備に入る。



...モップってどうやって使うんだっけ
ゾンビだし叩けばいいか


ゾ『ァァァ、ヴァァ』


色々考えているタイミングで、ゾンビが来た




...やはり、実物(?)はグ ロい...
しかし容赦はできない。さっさと倒して前に進まなきゃ

第8話 戦い→←第6話 不安



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likk - 優太ぁぁぁぁぁぁぁぁ え?ツーか君はいったい何者 (2019年6月14日 18時) (レス) id: a124146768 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:亜月 | 作成日時:2016年1月27日 14時

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