第五十八話 ページ18
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『おっ!今のはいい動きだったなA!
ご褒美にクッキーでも買いに行くか!』
いつも優しくて温かい目で私を見守ってくれたエルドさん。
私が入団してすぐに話しかけてくれたのはエルドさんだった。
エルドさんは女慣れしてそうな感じだったけど
時々聞かせてくれる彼女さんの話の時は
いつも以上に優しい顔をしてて彼女さん一途なんだな…と思った。
『ははっ!Aは相変わらずリヴァイ兵長に負けじと言い返すな! 』
班の中でも1番落ち着いてて私にもよくアドバイスをくれてたグンタさん。
エルドさんと仲がよくて、3人一緒で訓練することが多かった。
グンタさんが作ってくれるスープは凄く美味しかった。
『ほらA。これも食わねぇとチビのままだぞ?』
嫌味を言うことが多くて、それでもいざとなれば頼れる存在だったオルオさん。
よくリヴァイの口調を真似して喋ってたけど
あれは全然似てなかったな…。
目を瞑れば思い出すリヴァイ班のみんなと過ごした日々…。
仲間なんていらない。仲間なんて邪魔だ。
そんな考えを変えてくれたのはリヴァイ班のみんなだった。
でも、そのリヴァイ班のみんなはもういない…
「っあぁ…」
みんな…死んでしまった。
ごめんなさいペトラさん。
ごめんなさいエルドさん。
ごめんなさいグンタさん。
ごめんなさいオルオさん。
みんな…みんな大好きでした。
「うわぁぁぁぁ…!」
私はリヴァイの温かさを感じながら
リヴァイの腕の中で泣き続けた_
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紋切零赦(プロフ) - こてっちゃんさん» 続き楽しみにしています!頑張ってください!! (2014年4月3日 12時) (レス) id: 92070533e1 (このIDを非表示/違反報告)
こてっちゃん(プロフ) - 紋切零赦さん» コメありがとうございます(o´艸`) (2014年4月2日 16時) (レス) id: e003f49911 (このIDを非表示/違反報告)
こてっちゃん(プロフ) - hituziさん» ありがとうございます!そ、そんな事言ったら確実に削がれますよっΣ(゚ロ゚;) (2014年4月2日 16時) (レス) id: e003f49911 (このIDを非表示/違反報告)
紋切零赦(プロフ) - すっごく面白かったです!ありがとうございました! (2014年4月2日 15時) (レス) id: 92070533e1 (このIDを非表示/違反報告)
hituzi(プロフ) - 凄く面白かったです!あと…一度でも良いから兵長に豆つぶドチビと言いたいなあ……… (2014年4月2日 14時) (レス) id: 12a8685115 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:こてっちゃん | 作成日時:2014年1月26日 13時