検索窓
今日:2 hit、昨日:2 hit、合計:284,812 hit

第五十八話 ページ18

·

·

『おっ!今のはいい動きだったなA!
ご褒美にクッキーでも買いに行くか!』

いつも優しくて温かい目で私を見守ってくれたエルドさん。

私が入団してすぐに話しかけてくれたのはエルドさんだった。

エルドさんは女慣れしてそうな感じだったけど
時々聞かせてくれる彼女さんの話の時は
いつも以上に優しい顔をしてて彼女さん一途なんだな…と思った。

『ははっ!Aは相変わらずリヴァイ兵長に負けじと言い返すな! 』

班の中でも1番落ち着いてて私にもよくアドバイスをくれてたグンタさん。

エルドさんと仲がよくて、3人一緒で訓練することが多かった。

グンタさんが作ってくれるスープは凄く美味しかった。

『ほらA。これも食わねぇとチビのままだぞ?』

嫌味を言うことが多くて、それでもいざとなれば頼れる存在だったオルオさん。

よくリヴァイの口調を真似して喋ってたけど
あれは全然似てなかったな…。

目を瞑れば思い出すリヴァイ班のみんなと過ごした日々…。

仲間なんていらない。仲間なんて邪魔だ。

そんな考えを変えてくれたのはリヴァイ班のみんなだった。

でも、そのリヴァイ班のみんなはもういない…

「っあぁ…」

みんな…死んでしまった。

ごめんなさいペトラさん。

ごめんなさいエルドさん。

ごめんなさいグンタさん。

ごめんなさいオルオさん。

みんな…みんな大好きでした。

「うわぁぁぁぁ…!」

私はリヴァイの温かさを感じながら
リヴァイの腕の中で泣き続けた_

·

·

第五十九話→←第五十七話



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (244 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
282人がお気に入り
設定タグ:進撃の巨人 , リヴァイ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

紋切零赦(プロフ) - こてっちゃんさん» 続き楽しみにしています!頑張ってください!! (2014年4月3日 12時) (レス) id: 92070533e1 (このIDを非表示/違反報告)
こてっちゃん(プロフ) - 紋切零赦さん» コメありがとうございます(o´艸`) (2014年4月2日 16時) (レス) id: e003f49911 (このIDを非表示/違反報告)
こてっちゃん(プロフ) - hituziさん» ありがとうございます!そ、そんな事言ったら確実に削がれますよっΣ(゚ロ゚;) (2014年4月2日 16時) (レス) id: e003f49911 (このIDを非表示/違反報告)
紋切零赦(プロフ) - すっごく面白かったです!ありがとうございました! (2014年4月2日 15時) (レス) id: 92070533e1 (このIDを非表示/違反報告)
hituzi(プロフ) - 凄く面白かったです!あと…一度でも良いから兵長に豆つぶドチビと言いたいなあ……… (2014年4月2日 14時) (レス) id: 12a8685115 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:こてっちゃん | 作成日時:2014年1月26日 13時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。