第三十三話 ページ36
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リヴァイside_
リヴァイ「チッ。あんのガキ後で覚えてろよ」
俺はあいつに蹴られた腹の痛みに堪えながら
エルヴィンに呼ばれたので部屋に向かっていた。
コンコン...
リヴァイ「俺だ」
部屋の中から入れと聞こえた。
ガチャ...
中にはエルヴィンともう一人...
リヴァイ「あんたは…」
ユウ「…((ペコ」
Aの伯父が何故かいた。
エルヴィン「私がお呼びした。
…Aのことを聞こうと思ってな」
ユウ「Aは元気にやってますか?」
リヴァイ「あぁ…」
エルヴィン「そりゃもう元気過ぎて…;;;」
ユウ「そうですか」
と安心したように微笑む。
エルヴィン「…Aの過去のこと…
教えていただきますか?」
エルヴィンが急に真面目な顔をして話を切り出すと、伯父は少し悲しそうな顔をした。
ユウ「…Aは昔はあんな子じゃなかった…
とても素直で優しくて人懐こく老若男女問わず人気がありました」
リヴァイ「……」
ユウ「あの子のパートナーのことはご存知ですか?」
リヴァイ「あぁ…」
エルヴィン「自分のせいで巨人にやられ死んだとまでは」
ユウ「…そのパートナーの名はキョウスケ。
Aと幼馴染みで小さい頃からずっと一緒でした。そのため息も合い、あの二人に倒せない巨人はいないだろうとまで言われていました…
」
エルヴィン「そのキョウスケくんにはAと同じ能力は?」
ユウ「ありました。彼は全てを焼き尽くす炎…火の根源の持ち主です。
…あの日はとてもすごい雨の日でした…
私はたまたま村に立ち寄っていたのですが
十数体の巨人が村に入ってきて…
仲間を喰われた怒りと悲しみに任せてAがほとんど1人で巨人を倒したのですが、
最後の1体だった奇行種に掴まれそうだったところをキョウスケくんが庇いました…。
喰われはしなかったのですが…内蔵を潰されていて…」
エルヴィン「……」
ユウ「…なんとか奇行種はAが倒しましたがキョウスケくんは…ダメでした」
リヴァイ「……」
俺達はAの伯父の話を黙って聞くことしかできなかった...。
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き - コバイケイソウの花言葉が勝利への誓い、率直、あの方が気がかり向日葵が「私はあなただけを見つめる」「愛慕」「崇拝」…………天才です… (2021年12月29日 23時) (レス) @page41 id: 13125eb390 (このIDを非表示/違反報告)
くるみる - アニーじゃなくて、アニですね。 (2017年4月30日 12時) (レス) id: d610477d61 (このIDを非表示/違反報告)
カナリー - うちのクラスには、マッシュルームが (2015年7月5日 14時) (レス) id: 4c57142fe7 (このIDを非表示/違反報告)
レイナ(プロフ) - やめないでー。 (2014年5月3日 14時) (レス) id: 4b4ec061ef (このIDを非表示/違反報告)
レイナ(プロフ) - 二重人格とかww。 (2014年5月3日 13時) (レス) id: 4b4ec061ef (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:こてっちゃん | 作成日時:2014年1月1日 19時