第三十一話 ページ34
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キョウスケ「A!今だっ!」
「分かってる!はぁぁあ!!」
ザクっ
巨人「あ"ァァア!!」
ドシーン…
キョウスケ「今の動きはよかったぞ」
わしゃわしゃと私の頭を撫でるキョウスケ｡
…なんで今、あの頃のことを思い出したのだろう＿＿
父「前方に7メートル級の巨人2体を確認｡
キョウスケ、A!直ちに抹殺しろ」
キョウスケ「はっ!」
「了解」
2人「「でぇぇぇりゃぁぁあ!!」」
ザクっザクっ
村人1「ははっ!やっぱりあの二人には適わないな」
村人「なんせ黄金コンビだからな」
？「っ…」
私とキョウスケは小さい頃から一緒で息が合い、相性は抜群だった｡
だから常に私達はペアを組んでいた。
『あの二人に倒せない巨人はいないだろう』
そんなことを言われるくらい私達は最強だった｡
だけど＿＿
「貴様よくも私達の仲間をっ!!」
ある雨の日、村を襲ってきた巨人に仲間を喰われ私は怒りに任せ巨人を1体1体殺した｡
最後の1体は奇行種｡
しかもかなり手強い｡
「凍てつけ!“蒼氷"!!」
奇行種の腕と足を凍らし、すかさず後ろに周り込み、うなじを狙う｡
「はぁぁぁあ!!」
とった…!!
そう思ったが…
キョウスケ「バカ!!止めろっ!!」
「っ!!」
凍らしたはずの腕が私を掴もうとしていた｡
なんで…っ!
そんなことを考えている暇はなかった｡
キョウスケ「Aっ!!」
ドンっ!!
巨人に掴まれそうになった瞬間、キョウスケに押され地面に落ちる｡
「いっ…!!」
はっ…そうだ!!キョウスケは…!!
慌てて顔を上げると目の前には＿
キョウスケ「ぐっ…あぁぁぁあ!!」
バキバキと音をたて、巨人に身体を握りつぶされているキョウスケの姿があった｡
「やめろぉぉおお!!」
刀を掴み、奇行種のうなじを削ぎ落とす｡
奇行種は蒸発しながら消えていく＿＿
「キョウスケ…っキョウスケごめんっ…」
ヒューヒューと苦しそうに息をしているキョウスケにひたすら謝る｡
内臓は潰されていて…もう…呼吸をするのもやっとな状態｡
キョウスケ「A…泣くな…」
なのにキョウスケはいつもの優しい笑顔で私の頬を撫でてくれる｡
「っ…うっ…やだよキョウスケ…!
待ってろ…!今止血を…っ!」
キョウスケ「うぅ…」
「いや…私を1人しないで…っ!
死なないで…っ!」
キョウスケ「A…」
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き - コバイケイソウの花言葉が勝利への誓い、率直、あの方が気がかり向日葵が「私はあなただけを見つめる」「愛慕」「崇拝」…………天才です… (2021年12月29日 23時) (
レス) @page41 id: 13125eb390 (このIDを非表示/違反報告)
くるみる - アニーじゃなくて、アニですね。 (2017年4月30日 12時) (レス) id: d610477d61 (このIDを非表示/違反報告)
カナリー - うちのクラスには、マッシュルームが (2015年7月5日 14時) (レス) id: 4c57142fe7 (このIDを非表示/違反報告)
レイナ(プロフ) - やめないでー。 (2014年5月3日 14時) (レス) id: 4b4ec061ef (このIDを非表示/違反報告)
レイナ(プロフ) - 二重人格とかww。 (2014年5月3日 13時) (レス) id: 4b4ec061ef (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：こてっちゃん | 作成日時：2014年1月1日 19時
