第二章 ページ4
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「…!」
巨人の気配がする。
数は10体くらい…人も何人かいる。
私はグレイシアに巨人の気配がする方へ走ってもらった。
「いい?レイナ。フードを深く被って絶対グレイシアから降りるな。
グレイシアは巨人からできるだけ離れて走れ。
ダメなら声を上げろ。すぐに行くから」
私がそう言うと2人は頷いてくれた。
それを確認して私は少し微笑んだ。
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リヴァイside___
今日は俺達の班とその他、エレンの同期達と
壁外調査に来ていた。
その際、巨人が十数体姿を表した。
今回は奇行種はいないものの、7メートル級のが半分以上いるため俺以外の奴ら…
いやミカサと俺以外の奴らは少し苦戦していた。
その時___
エレン「アルミンっ!!」
エレンと同期のアルミンが脚をやられ、
巨人がすぐ目の前まで迫っていた。
俺はすぐさま援護に向かおうとするが
それを別の巨人に遮られた。
リヴァイ「チッ…」
スチールを握り直し目の前の巨人のうなじを削ぎ取り、アルミンへと視線を移すと__
先程までアルミンに迫っていた巨人の腕が凍っており、動けない様子だった。
なんで氷がと思いガスを吹かせ、近づくと
目の前をもの凄い早さで何かが通り過ぎ
信じられない早さで巨人のうなじを削ぎ取った。
倒れた巨人の頭の上には___
「……」
冷たく巨人を見下す水色の瞳と
それと同じく水色の髪をなびかせる女が立っていた。
整った顔と水色の髪には巨人の血が飛び散っており、
なぜだろう…とても綺麗に見えた。
その姿にその場にいた誰もが息を呑んで見ていただろう__
これが俺とAの最初の出逢いだった__
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き - コバイケイソウの花言葉が勝利への誓い、率直、あの方が気がかり向日葵が「私はあなただけを見つめる」「愛慕」「崇拝」…………天才です… (2021年12月29日 23時) (レス) @page41 id: 13125eb390 (このIDを非表示/違反報告)
くるみる - アニーじゃなくて、アニですね。 (2017年4月30日 12時) (レス) id: d610477d61 (このIDを非表示/違反報告)
カナリー - うちのクラスには、マッシュルームが (2015年7月5日 14時) (レス) id: 4c57142fe7 (このIDを非表示/違反報告)
レイナ(プロフ) - やめないでー。 (2014年5月3日 14時) (レス) id: 4b4ec061ef (このIDを非表示/違反報告)
レイナ(プロフ) - 二重人格とかww。 (2014年5月3日 13時) (レス) id: 4b4ec061ef (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:こてっちゃん | 作成日時:2014年1月1日 19時