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第二十七話 ページ29

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「…生憎、今は手元に刀がない」

氷刀は自室に置いてきた。

エルヴィン「…いや。刀がなくともできるんだろう?」

「っ!!」

ばっとエルヴィンの方を見るとムカつくくらいの笑みを浮べ、私を見下ろしていた。

…こいつ。どこまで私の力を見据えている。

「…チッ…」

くそっ、やってやろうじゃないか。

私は右腕を上げ、手のひらを空に向け広げた。

私の周りで小さな氷の結晶が渦を巻いて踊る。

この空気中にある水分を手のひらに集中して集める。

そして__

ピキピキッと音を立て、私の手の中には果物ナイフくらいの大きさの氷柱ができる。

それをあるやつの足元に投げてやる。

ヒュッ

コニー「おわっ!?」

私のことをバカにしたクソ坊主に。

コニー「(チビと言ったことをまだ根に持ってやがる…;;;)」

エルヴィン「こら。勝手なことをするんじゃない」

「黙れ。勝手に紹介し始めたのだから
これくらい大目に見ろ」

エルヴィン「はぁ…コホン。
彼女の一族は火、水、氷、地、草、雷、風、金、光、闇の力を持っていた。
彼女は見てのとおりそのうち1つの力。
全てを凍らせる氷。
氷を自在に操ることができる」

「……」

…余計なことまで紹介しやがる。

エルヴィン「そして、エレン·イェーガーの存在。
この2人の存在がこれまで無いほど人類は勝利へと前進する」

その後はエレンの生家の地下室の話をしたり、
ウォール·マリア奪還などの話をしたりした。

私は正直どうでもよくなり、舞台から降りようとするが__

ガシッ

「……」

エルヴィンの野郎に襟首を持たれて逃げれなかった。

エルヴィン「__この惨状を知った上で自分の命を賭してもやるという者はこの場に残ってくれ。
…もう一度言う…調査兵団に入るためにこの場に残る者は近々、ほとんど死ぬだろう。
自分に聞いてみれくれ。人類のために心臓を捧げることができるかを」

新兵「「っ……」」

エルヴィンのその言葉に新兵達の顔は青ざめていた。

エルヴィン「A。君から何か言うことは?」

「…特にない。まぁ甘い考えの奴は邪魔なだけだ。
心臓を捧げる勇気がないなら今ここで解散しろ」

私がそう言うと他の兵団の志願者が動き始める。

さて…一体何人残るのやら__

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- コバイケイソウの花言葉が勝利への誓い、率直、あの方が気がかり向日葵が「私はあなただけを見つめる」「愛慕」「崇拝」…………天才です… (2021年12月29日 23時) (レス) @page41 id: 13125eb390 (このIDを非表示/違反報告)
くるみる - アニーじゃなくて、アニですね。 (2017年4月30日 12時) (レス) id: d610477d61 (このIDを非表示/違反報告)
カナリー - うちのクラスには、マッシュルームが (2015年7月5日 14時) (レス) id: 4c57142fe7 (このIDを非表示/違反報告)
レイナ(プロフ) - やめないでー。 (2014年5月3日 14時) (レス) id: 4b4ec061ef (このIDを非表示/違反報告)
レイナ(プロフ) - 二重人格とかww。 (2014年5月3日 13時) (レス) id: 4b4ec061ef (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:こてっちゃん | 作成日時:2014年1月1日 19時

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