検索窓
今日:21 hit、昨日:0 hit、合計:65,336 hit

92 ページ47

「なんであなたが首突っ込んでくるのよ。」






そんなことを言われた。





『えっと......べっ別にいいじゃん。』






理由まで考えていないよ。



これが本音だけど言わずもがな。←






「......まあいいんじゃない?あながち関係ないとは言えないし。」






『そうそう。話してよ。』





「.......紅炎様はね煌帝国の人間になるのに条件を出していたの。


それを私たちは呑んだ。」





『.......条件?』





「......そう。その条件っていうのは、守りたい主を見つけること。」





......だから主って言ってたんだ。






「そしたら改めて煌帝国の人間と認めて仕事をやろう。


十分にこき使ってやるからなって。」





「偉そうに言うから腹が立って.......」





『あ、受けて立っちゃったの?』





「.......うん。」





「あーぁ。後先考えないからこんなことになるんだ。」





「わっ私は間違っていないわ。」





『でも元々金属器使いが誰かに仕えろっていうのは無理があるね。』







でもきっと紅炎様はそういう人だ。




そうやって煌帝国が、みんなが集まったんだ。







「そう。だから私仕えることはしないことにしたの。」





........ん?




「えっ!?それじゃあ俺ら認められないままこうやって生かされるんだぞ!?」





「.......それはやだ。でも誰一人なんて言ってないわ。」






「へ?」






そして次に彼女はあたしを指差した。






『え?』







何この指。





なんであたしを指差しているの?







そして言った。







「ぴったりのがいるじゃない!私たちの主!」








え....?



まさかそれって........、



あたし!?その指はあたしを指差していらっしゃるぅぅぅ!?



ん?ていうか雷斗の表情がまるっきり変わったんですけど!?



その手があったか!みたいな顔をしているんですけど!?

93→←91



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.7/10 (35 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
98人がお気に入り
設定タグ:マギ , 練紅覇 , 政略結婚
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

琥兎(プロフ) - ですよね!悲しすぎる結末ですよあれ。アルマトラン.....。ファーラン悲叫びましたよね、うぅ(涙)テスが可哀相......。個人的にはシバとソロモンが離れ離れになってしまうところもすごく泣けました(泣) (2016年3月28日 8時) (レス) id: e7385696b9 (このIDを非表示/違反報告)
ミハネ(プロフ) - 私も数日前に24巻読みました!テスが死んじゃうところが泣けた(涙) (2016年3月27日 18時) (レス) id: 5461742ec6 (このIDを非表示/違反報告)
琥兎(プロフ) - rekaさんありがとうございます!更新頑張ります!! (2016年2月3日 19時) (レス) id: e7385696b9 (このIDを非表示/違反報告)
reka - 面白いです!更新楽しみにしてます! (2016年2月3日 13時) (レス) id: 3f3aeb4db3 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:琥兎 | 作成日時:2016年2月2日 15時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。