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紅玉side
『どこが?』
「ッ!?」
『先手だけが勝利の一手とは限らないよ!』
そう言って鞘から抜いた剣で跳ね返す。
そこから畳み掛ける
『やぁっ!』
「くっ......」
「まあすごい......さすが私たちと同じ「よそ見なんてしてていいのかしら!」......そんな恐い顔していたら可愛くした化粧が台無しですわよぉ」
「黙れっ!煌帝国を襲っておいて無事で済むと思ってるんですの?!
だったらそれは勘違いですわ。
あなたともう一人の殿方の命をもって償え!」
『紅玉!危ない!ぶつかる!』
Aの言う通り右正面に雷斗の姿
しかも銃口をこっちに向けてる
私は武器化した剣で自分を盾にしようとする.......けど
「間に合わないッ.....」
撃たれる!
そう覚悟するけど痛みは来ない
閉じていた目を開けると.......
「!........Aちゃん!!」
私の代わりにAちゃんの肩を弾が突き抜けていた
『っうぐ.....!』
「Aちゃん!」
倒れそうになったAちゃんの肩を後ろから支える。
「ごめんなさい!私なんかの身代わりになっちゃって!」
『だっ大丈夫。ちょっと痺れるけど。
自分のことを悪く言わないで。
早めにかたをつければ問題ない.....から』
「ふらふらじゃない!」
『いいから!
まだ敵は倒れてない!』
自分の国のまわしものなのに.......
「敵って......」
確かに私たち煌帝国の人間にとってはこの状況は天宮帝国からの無断の襲撃
でもあなた.....Aちゃんにとっては
「大切な国民じゃないの?」
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琥兎(プロフ) - ですよね!悲しすぎる結末ですよあれ。アルマトラン.....。ファーラン悲叫びましたよね、うぅ(涙)テスが可哀相......。個人的にはシバとソロモンが離れ離れになってしまうところもすごく泣けました(泣) (2016年3月28日 8時) (レス) id: e7385696b9 (このIDを非表示/違反報告)
ミハネ(プロフ) - 私も数日前に24巻読みました!テスが死んじゃうところが泣けた(涙) (2016年3月27日 18時) (レス) id: 5461742ec6 (このIDを非表示/違反報告)
琥兎(プロフ) - rekaさんありがとうございます!更新頑張ります!! (2016年2月3日 19時) (レス) id: e7385696b9 (このIDを非表示/違反報告)
reka - 面白いです!更新楽しみにしてます! (2016年2月3日 13時) (レス) id: 3f3aeb4db3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:琥兎 | 作成日時:2016年2月2日 15時