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少女は言った。
「.......っ。
これから私は大きくなってもこの方の奴 隷なの。
一生縛られて、一生人として見てくれないの。
おかあさんもおとうさんも、もう私の傍にいない。
何度も思いましたよ？あそこの村の子供のように過ごしたいって。
.......でもっそれは叶わないことだってことも私は知っています。
あなたみたいに何にも苦労してなさそうなお姫様に私のことはなにもわからないでしょうね。
私は.........奴 隷なのですから。」
あの子も私と同じ......。
『ごめんなさい。あたしには鎖が見えないみたい。
......でも』
姫の背後に迫った男。
剣を振り上げ、姫の首を狙う。
「！助けないと.......！」
『人を傷つける輩の腐った刃はよく見える。』
そう言うと剣を持った少女を押し倒す。
少女の後ろにもしびれを切らした輩が一人いたから。
姫はそれをわかって少女を護ろうとして.......
このままだと姫が.......！
「お助けしなければ！！」
すると持っていた弓矢の飾りの金属が光りだす。
そして突然脳裏に現れる白い鳥。
その鳥は私にこう語りかけてきた。
［力を求めよ。
我は眷属。愛のジン・クルムルより生まれし、空間の眷属。］
次の瞬間。
夜に一つの光が煌いた。
それはあっという間に敵を倒した。
また私が眷属器を使えたときだった。
姫が助けた少女は奴 隷じゃなくなり、
姫の侍女になった。
最初は戸惑いがあったけれど、
姫のお世話をしていくうち、子供らしい笑顔を見せてくれるようになった。
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琥兎(プロフ) - ですよね！悲しすぎる結末ですよあれ。アルマトラン.....。ファーラン悲叫びましたよね、うぅ(涙)テスが可哀相......。個人的にはシバとソロモンが離れ離れになってしまうところもすごく泣けました(泣) (2016年3月28日 8時) (
レス) id: e7385696b9 (このIDを非表示/違反報告)
ミハネ(プロフ) - 私も数日前に24巻読みました！テスが死んじゃうところが泣けた(涙) (2016年3月27日 18時) (レス) id: 5461742ec6 (このIDを非表示/違反報告)
琥兎(プロフ) - rekaさんありがとうございます！更新頑張ります！！ (2016年2月3日 19時) (レス) id: e7385696b9 (このIDを非表示/違反報告)
reka - 面白いです！更新楽しみにしてます！ (2016年2月3日 13時) (レス) id: 3f3aeb4db3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：琥兎 | 作成日時：2016年2月2日 15時
