呪われた血 (ページ6)

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６　恋人ページ6

ポ「俺はエンヤ婆に対しては妹との
因縁もあって複雑な気分だが…テメーは殺す！」

花「４対１だが躊躇しない、覚悟してもらおう」

承「…立ちな」

各々がダンに対して思いを話し始める、囲まれているのにダンは余裕を見せている珈琲をまだ飲んでいる

承「おいタコ！カッコつけて余裕こいたフリすんじゃねぇ、テメーがかかって来なくても殺るぜ」

ダ「どうぞ？だが君達はこのスティーリー・ダンに指一本触る事は出来ない」

珈琲カップを置くと余裕のある笑みを見せるダン

「オラァァァァ！！！」

笑みを見せたダンの腹にスタープラチナが１発パンチを打ち込む、ダンの体は後ろに飛んで行ったのは分かるがそれと同時にジョースターの体が吹き飛んだ

『ジョースター…！？』

何が起きたのか分からなかったが慌ててジョースターに駆け寄る

ポ「どうしてジョースターさん！
こいつと同じように飛んだぞ…！」

ポルナレフと花京院はダンとジョースターを交互に見つめる

ダ「ったた…この馬鹿がッ！！
まだ説明は途中だ、もう少しで貴様は自分の祖父を殺すところだった…良いか？この私がエンヤ婆を殺すだけの為に君らの前に顔を出すと思うのか？」

口の中の血を吐きながら立ち上がるダン

ジ「き、貴様…恋人(ラバーズ)のカードのスタンドとか言ったな…一体何だそれはッ」

『ジョースター血が酷い』

ジ「有難う、A」

自分の服を破りジョースターの傷の止血をする

ダ「もう既に戦いは始まっているのですよ
Mr.ジョースター」

指を指しながらドヤ顔をするダン
ジョースターや私を囲うように３人が立つ
警戒して周りを見るがスタンドは見えない

『ジョースターがダンと全く同じところを怪我してる…まさか、もう既にジョースターの中に？』

その言葉を聞いて周りを警戒していた３人がジョースターを見る

ダ「勘のいい子だ、おい小僧駄賃をやるそのホウキで俺の足を殴れッ！！」

子供にお金を渡したと思えば思い切り自分の足を殴らせるダン、嫌な予感は的中するのであった

ジ「ぎぇえええええ！！」

ダンが殴られたと同時にジョースターの足に痛みがあったらしい奇声をあげる

ポ「おっ」花「ジョースターさん！？」

『…確信した、ジョースターはダンと連動してる』

承「なに？」

ジ「い、痛い！！何か分からんが激痛がァァァ」

ジョースター以外この状況を理解した