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その3、危険な立場に立たされるとなんだか笑えてくる ページ4





貴「ちょ……」



赤司「なんだい?」



なんだい?ってこっちがなんだい?だよ。


なんで部活放りなげて私を知らないところに連れ込んでるの?←

立派な誘拐だから、これ!




赤司「お前が足りないからに決まってるだろう」



貴「な、なっ……」



さらりと恥ずかしいことを言う征に叶うはずもなく、顔が真っ赤になっていく。


赤司「こっち向け」

貴「ここどこ?」

赤司「知るか、そんなもの」←



いやいやいや、まずいよ。



貴「んっ、」



そんな考えも唇を塞がれてだんだん薄くなっていく。


貴「や、め……んっ、」




深く絡まってくる舌に言葉も出ない。




貴「まっ……」


なにか……おかしい。




赤司「待てない」


貴「待て!」


赤司「……なんだ」



色っぽい表情で私を見た。


じゃなくて





貴「っ……どこ触って…」




赤司「足」←




途端に恥ずかしさでかぁぁあっと顔が赤くなった。


貴「……」



しかもスカートの中に手が入ってる。



赤司「可愛かったよ、まだまだだけどね」



黄瀬「最高っスね、Aっちの反応……」←



え?


いや、気のせいか?


金髪の声がしたような…




赤司「あぁ最高だ」←


黄瀬「Aっち、俺黄瀬っスよ」





ぎゅっ




貴「は、離せ!金髪!変態!見てたのか?!」






黄瀬「そりゃもち……ぐはっ、」



私はいい終える前に脇腹に一発決めた。


最悪だ……



泣きたいよ、まったく。

テツヤなら許すのに。←



赤司「そんな顔するな、襲いたくなる」


貴「いや、今言うセリフじゃないだろ」




*



貴「ばか!」



そう言ってその場所をでたものの、




貴「わからない、ここ」




そういえば誘拐されてたんだ、私←

その4、好きな人の前で強がるのがかわいい女の子→←その2、男の癖は好きな子に意地悪すると言うのは本当



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作者名:みーやん。 | 作成日時:2014年4月23日 22時

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