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Aside
それから私はコナン君とハグを数十秒させていただき、離れた。
すまんなコナン君、ちょっと人肌が恋しかったんだよ。たまにあるじゃん、無いって？私にはある。
「ここで話したことは、内密に」
「Aさんもね」
指キリー、とコナン君に小指を出されたので私も悶えながら出す。
この子ほんと中身高校生かってくらい可愛いんだけどどうすればいいの。
「指キリげーんまーん」
「うーそついたら…何にしよう、何がいいコナン君」
「普通に針千本とか、秘密言うとかでいいじゃん…」
面白くないでしょっ！と小指と小指を絡ましたままプンスコ年齢にあわない怒り方で怒る。きついな。
「じゃあコナン君の場合は蘭ちゃんに全裸告白ね」
「なんで全裸なんだよ！？じゃあAさんは安室さんに全裸で抱きついて行けよ！？」
「いやどうして安室さんが出てくんの！？てか私女なのに容赦ないな！？」
現在の時刻、何時だろう…わかんないけどもう夜ご飯時。
そんな時間に私は見た目小学生とどんな話をしているんだ。
恥ずかしいな帰りたい。
「っはぁ…もう…。…本当に、言っちゃダメだよ、名探偵君」
「勿論さ、…お巡りさん」
コナン君はひざ掛けに使っていたマフラーを私に返して、ぴょこんとベンチから降りる。
…別に話したことに関して、後悔はしていない。彼は約束を守る男だ、じゃなかったら名探偵とか務まるかってね。
……務まるか。
「あ、Aさん」
「なにコナン君」
くるりと私の方向に振り返り、コナン君はにっこりと笑った。
なんだ、なんだなんだ、また爆弾発言言うてくるのか？
「Aさんが、ポアロの店員さんが似合ってるのは間違ってないから。次、いきなり消えたら、警察庁までみんな連れて行くからね」
「こ、なんくん…」
じゃ、僕一人で帰れるから、と呆然とした私を置いて、走って行ってしまったコナン君。
やだ…胸キュンしちゃった。
やられたわぁ、なんて余韻に浸りながらコナン君が走って行った反対側の出口から公園を出ると、そこには白のＲＸ‐７が止まっていて。
「話は終わったか？」
「…ストーカー？」
そういうと普通にシバかれた。
仕方なくない？だってなんかいるんだもん。
.
１１月７日だったので…、最近更新してませんでしたが、やっと指が動きました。
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さち - おもしろくて続きが気になります。よろしくお願いします。 (2019年4月6日 16時) (
レス) id: a3a6f8d111 (このIDを非表示/違反報告)
こたきんぐ(プロフ) - はなさん» はじめまして！ありがとうございます(/ω＼)私生活に落ち着きがもう少しでできるので、がんばって、更新します！ (2019年3月15日 12時) (レス) id: 4d87c6d951 (このIDを非表示/違反報告)
はな(プロフ) - はじめまして！一気に全部読んでしまいました！とてもドストライクなお話で素敵すぎて大好きです！！更新とても大変なことだとは思いますがこれからも応援しています♪ (2019年3月15日 12時) (レス) id: 43ab538aea (このIDを非表示/違反報告)
こたきんぐ(プロフ) - れさん» ありがとうございますっ！近いうちに更新させていただきます！頑張ります！ (2019年2月12日 20時) (レス) id: 4d87c6d951 (このIDを非表示/違反報告)
れ - 全部一気にみちゃいましたら！凄いおもしろいです！待ってます、つぎの更新！ (2019年1月20日 19時) (レス) id: de813ae323 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：こたきんぐ
| 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/Kotakinnhu/
作成日時：2018年9月8日 14時
