#3 はやくもキスシーン ページ3
カノ「テレビつけて」
なんだよ、コイツの方がヒキニートじゃん。言動とか
「へいへいヒキニートさん」
カノは一瞬ムッとした顔をしたが、テレビをつけてやった。
カノ「なにこれ」
カノが、テレビを見ながら言う。
「なんかのドラマ。まぁいいや、見てみよー」
普段ドラマを見ない私とカノだが、暇過ぎて見入ってしまっていた。
カノ「ああ!!!もどかしいなぁ!」
「うぅーん!!そこで追いかけてあげないと!」
そんな風にしばらく騒がしくしていたが、
カノ「あっ…」
「おうふ…」
はいでたーキスシーンー
二人きりという現実に引き戻され、気まずくなる。
カノ「…」
「なっ、なに黙ってんの、なんか言いなって」
カノ「べ、別に黙ってないよ」
そんな初々しい会話をするのはアジトに初めて入って以来だと思う。
カノ「キスシーンで黙りこくるとか、いきなり女子みたいなことしないでよ」
「はっ、はぁ!?///みたいなことってなによ!女子だし!というか、別に黙りこくってる訳じゃない!///カノが黙るから、なんとなく話しにくいだけだし!」
やばい、どんどん顔に熱が集まっていく。
隠したくてそっぽを向くと
カノ「照れすぎ…」
ぼそっとそんな声が聞こえた。
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狐モナカ - 頼むからこんなに面白い作品を三日坊主で放置しないてくれぇえぇぇぇってかくださぁいぃぃぃ (2017年2月13日 22時) (レス) id: 98a2dc6c8b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:にゃわこん紬 | 作成日時:2015年8月20日 22時