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カシュッとビールを開ける。
それと同時にテレビを見つめる。お笑い芸人がボケる姿を無言で見ながらビールと箸を淡々と進める。
「あれそんな面白いか?」
『微妙。呪術師やってると割とこう言うのにドライになるよな…』
浮世離れと言うか何というか世間とある意味隔離された世界観の中アドレナリンドバドバで戦っていく内に何かがズレていく。その感覚はあったが正す方法は誰も知らない。
『あ、労働の話なんだけど…呪術師やる?』
「肉体労働ってその事かよ…良いけどな」
『マジ?てか呪霊見えんの?』
メガネ特注で作ろうか?なんてふざけて聞くがこいつにメガネは似合わねぇな、なんて言った後思った。
「気配はなんとなくわかる」
『天与呪縛すげぇ…これやるよ』
丸まっている呪霊を甚爾の手のひらに乗せる。それを甚爾はぐにぐにと感触を確かめていた。
「これなんだよ」
『呪霊』
「祓えばいいのかよ」
『違う違う。コイツビジュアルはちょっとアレだけど格納庫として使える便利な呪霊なんだよねー』
呪具使うとはいえ俺にはムラマサがいるし。他は身に付けて行けるものしか使わない。
『甚爾って呪霊の気配分かってても祓う術が無いじゃん。そん中に呪具何個か入ってるから使うといいよ』
かぼちゃの煮付けが中々に旨い。唐揚げは二人で秒でなくなったがこれだけでも十分つまみになる。
「何から何まで…最強(笑)ってすげぇな」
『おい!今バカにしたろ!表出ろー!』
「手合わせか?やってみたかったんだよな」
友達は嫌いだけど甚爾は中々死ななそうだ。
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わたし(プロフ) - 更新!待ってます!!!好きです!! (9月3日 23時) (レス) @page21 id: 2b3cd5dcd8 (このIDを非表示/違反報告)
夜雨 - 最高でした!!次の更新楽しみにしてます (2021年11月10日 6時) (携帯から) (レス) id: 63a416050e (このIDを非表示/違反報告)
水泳進化人(プロフ) - めっちゃ好きです。応援してます!!!!! (2021年10月18日 9時) (レス) @page15 id: ddf2ca19b2 (このIDを非表示/違反報告)
プスメラウィッチ - ナツナさん初めまして、この小説は五条悟オチですか?できれば五条悟オチでお願い出来ますか?後、夢主ちゃんは女性ですか? (2021年10月13日 23時) (レス) id: 6c0ddf792c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ナツナ | 作成日時:2021年9月30日 19時