【暗殺教室】月を見上げて。【裏切り】【赤羽業】

月の欠片がにじゅうよん。 ページ27

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イリーナとの話も終わり、とりあえず元気になったのであの部屋を出た。









あそこ、女子部屋じゃないしね。









なんか保健室の代わりの部屋、みたいな？









とりあえず…女子部屋にでも向かうかな。









その途中…









桜)『あ。』









自動販売機が見えた。









…見慣れた苺みるく色のジュースも。









桜)『えっ！やっば！財布あったかなー』









そう、何を隠そうこの鏡Aはいちご煮オレが大好きな訳で。









桜)『はー、やばいやばい。売り切れたらごめんだね。』








チャリン









お金を入れて、いちご煮オレのボタンをピッと押す。









ガコンッ









桜)『あ''ー、幸せ。』








このこってりとした甘さが身体に染み渡る。







…この瞬間だけはあかりにいつもおじさんみたいだと言われる。←







そんな事ないと思うけどな。








桜)『もう1個、買っちゃおっかなー？』








うーむ、悩む。






意外とカロリー高めだしなー、これ。






桜)『よし、もう一本！！』






ピッ






ガコッ








まだ一本目も飲み終わってないけどね。








実は業と仲良くなった理由の一つは、これだったりもする。







…もう昔の事だけど。








そんな、いちご煮オレの甘い余韻に浸っていたその時ー









ピッピッ








ガコンガコンッ









…いちご煮オレを二つ買う、見慣れた赤髪が目に入った。









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