【暗殺教室】月を見上げて。【裏切り】【赤羽業】

月の欠片がにじゅう。 ページ23

･









桜)『…来てくれるって、思ってた。』









そういって私はニコッと笑う。








…私の笑顔は、彼等にどう映っていただろうか。









入って来たのは…









ボコボコの不良と、業たちだった。








…業……！！







渚)「修学旅行のしおり1243ページ。班員が何者かに拉致られた時の対処法。犯人の手掛かりが無い場合、まず会話の内容や訛りなどから地元のものかそうでないかを判断しましょう。

地元民ではなく、更に学生服を着ていた場合→1244ページ。」







パラパラ






ページめくるの面倒くさそ！！








渚)「考えられるのは相手も修学旅行生で旅先でオイタをする輩です。」




茅)「皆っ！！」








バサッ








その時、皆の顔を見て安心したのだろうか。









ドサッ









私はカエデと有希子の縄を解いて、私は意識を…手放した。









「「「桜！！」」」









…気のせい、かな…。








･









業も、私の名前を呼んでくれた気がしたのは…。









もしそうだったのなら…









期待しちゃう、よね…。









･









ねぇ、業。









少し、期待しても…









良いですか……？









･

月の欠片がにじゅういち。→←月の欠片がじゅうく。

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す