【暗殺教室】月を見上げて。【裏切り】【赤羽業】

月の欠片がやっつ。 ページ11

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ただ一つ、思う事がある。









A)『それにしても…私の味方になって、“カエデ”としては大丈夫なの？』







あ)「うん！ばっちし！」








確か…渚君といる事で殺気を隠してるんじゃなかった？








あ)「ふふふ、だいじょーぶだって！それよりも、明日の修学旅行の事、考えよ！」









そう言って、あかりはニコッと笑う。







何うちの子、可愛いんですけど。←







あ)「それにさ、Aビデオ撮ってるでしょ。録音も。」








A)『……律がね。』








あ)「…まあ、それでも良いけど。」








律が撮っておいてくれたのは本当。
(ごめんなさい！律はもういます！)








…さすがあかりとでも言うべきか。








あ)「洗濯物たたんどいたよ〜！」






A)『ありがと。じゃ、私今日の夕飯作るよ。』






あ)「よろしくねー！」







…あかりとは、子役の時からの付き合いだから、もう10年くらいにもなる。








既に、姉妹の様な間柄だ。









つまり、あかりが、“茅野カエデ”として裏切る事はあっても、“雪村あかり”として裏切る事は無い。








ある意味、味方が誰一人としていない、という事は無いって事。









…少し、安心かな。









ただ…明日になれば、味方なんてほぼ消える事は、確実だ。









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私は、母さんから貰った、たった一つの形見のネックレスを、ぐっと、握りしめた。









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月の欠片がここのつ。→←月の欠片がななつ。←すみません、少し訂正しました…！！これからの話に少し関わるのでw

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