黛ver1-6(女主) *リクエスト ページ5
『すみません、ありがとうございます・・・。』
黛「・・・教室、戻れるか?」
『・・・大丈夫です。』
黛先輩は心配そうな顔で覗きこんでくる。
無理矢理、笑顔を作り精一杯の声で答える。
黛「そうか、何かあったら来いよ。」
そう言って、一年の階まで送ってくれた。
『・・・。』
教室へ入ると、友達が心配して近づいてきてくれた。
大丈夫だよ、とだけ答えた。
何回も、呪文のように、心の中の問いかけに「大丈夫」とだけ答えた。
教室で勉強を受けていたが、全部頭に入らなかった。
そのまま時が過ぎ、体育館の前でボーッと立っていた。
『・・・ごめんなさい、先輩・・・。』
目の前で三人の先輩と一人の幼馴染が微笑んでいてくれてるように感じた。
だからこそ涙が出てしまった。
黛「・・・おい、早く帰るぞ。」
『!?黛先輩。』
黛「ほら。」
少しぶっきら棒に手を差し出してきた。
その手を躊躇せずにとってしまったのが
きっと、
間違いだったんだ。
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リネン - 後、書きたいなら書いていいと思います! (2020年6月22日 7時) (レス) id: 54b424b929 (このIDを非表示/違反報告)
リネン - 面白かったです。ありがとうございました! (2020年6月22日 7時) (レス) id: 54b424b929 (このIDを非表示/違反報告)
きーちゃん(プロフ) - リネンさん» 了解しました! (2020年6月1日 3時) (レス) id: 3dd84b7f6e (このIDを非表示/違反報告)
リネン - 完結してますが、リクエスト良いですか?良かったら葉山の男主で、過保護系ヤンデレお願いします。 (2020年5月31日 20時) (レス) id: 54b424b929 (このIDを非表示/違反報告)
きーちゃん(プロフ) - 今井 明希さん» 成る程…参考にさせていただきます!!ありがとうございます! (2020年2月27日 19時) (レス) id: 3dd84b7f6e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:きーちゃん | 作成日時:2017年6月6日 17時