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32話 ページ33

ガチャ

『ただいま』




ベ「あら 遅かったわね」

『ごめんなさい…

楽しくってつい…』

べ「たまには良いんじゃない?



私任務でとうぶん戻れないの

悪いけどしばらくアジトで暮らしてくれないかしら」

『え?それなら私は自分の家に帰るよ!』

べ「ダメよ



…お願い


私の言うこと聞いて頂戴?」ナデナデ

『…うん』

べ「…ごめんなさいね

でも忘れないで

私はいつも貴女の事を一番に考えてるわ」



クリスの切ない表情はその美しさをより引き立てた


『 Thank you__Chris』



ギュッ


















『案外 お洒落なとこなんだね!

もっと埃っぽくて狭い感じかと思ってた…』

ベ「やーね そんな所用意させないわよ


…そんな顔しなくても平気よ?ね?」

『…うん』

べ「…毎日電話するわ


それと コレ

護身用に持ってなさい」

『コレって…!』

べ「えぇ 本物の拳銃よ


…使い方分かるわよね?」

『え、えぇ


昔シャロンから教わったもの…

ホンモノは…初めてだけど…』


べ「……そうね


じゃ 私いくわね

何かあったらすぐ連絡して頂戴」


『うん!…気をつけてね』



渡された拳銃を握りベットに腰掛けた


「あーだめだめ

そんなんじゃ吹っ飛ばされるわよ、普通

腕は伸ばしきらないで…そう

いい感じだわ」



あの時私は初めて拳銃を使うアクションシーンのある役を演じる事になった…


シャロンはかなりのアクションシーンをこなしてきたからなのか凄く拳銃の扱いが上手だったので
いつもアドバイスをくれた



ふたりでリアリティを求め色々試行錯誤したものだ



『シャロン…


…貴女が居ないと…寂しいよ…』









コンコン


んっ…


いつの間にか寝ていたみたい…




キ「あら

素敵なものを持ってるじゃない」


『あ……これは……』


キ「ふふふ

貴女相変わらず なにも知らないのね」

『聞いていいのか分からなくって…』

キ「でも そんなモノ渡されたら

……嫌でも分かってしまうわよね」

『……

何か用なんですよね?えっと…』

キ「私はキールよ

えぇ 食事の誘いなんだけど…どうかしら?」

『はい!もちろん!』

キ「決まりね

私貴女と話してみたいと思ってたのよ

…私のこと分かるかしら?」

『え、…やっぱり水無怜奈さんですか?
アナウンサーの!』

キ「えぇそうよ」

『わぁ〜 ホンモノだったなんて…』

キ「クスッ 話は食事を取りながらゆっくりしましょ」

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芹奈(プロフ) - こんにちは、7話なのですが、世良ちゃんは「真澄」ではなく「真純」です。修正お願いいたします。 (2021年6月25日 20時) (レス) id: 6feba31318 (このIDを非表示/違反報告)
莉亜(プロフ) - コメント失礼します!!夢主ちゃんが私と同じ苗字でびっくりしましたwこれからも頑張ってください (2021年6月23日 14時) (レス) id: 6a10e782a2 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:まる | 作成日時:2020年6月5日 18時

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